さあ、いよいよ「刃牙」シリーズ最新の「刃牙道」についてです。
まだ完結していないので、なんともいえませんが、
復活した「宮本武蔵」との絡みが始まります。
正直いって、最初この設定にふれた時、
「え~、そりゃないよ!」
って思いましたよ。
だってついこの間まで、
「恐竜」や「一国の軍事力」をも凌ぐレベルで戦っていたのに、
いくら「日本史上一番有名な剣術使い」とはいえ、
一兵法家じゃないですか。
今さらそのレベルを持ち出されても、ねぇ!
ってのが正直な感想でした。
吉岡一門との対戦のように、
複数人あいてに戦ったことがあるとはいえ、
近代兵器を備えた一国の軍事力とは、
ケタが違い過ぎるでしょ。
関ケ原の合戦を、たった一人でひっくり返したぐらいの実績が
最低でもほしいですね。
クローン技術による再生や、光圀の実姉登場で、
オカルト色の濃い復活経緯なんかは別に文句ないんですよ。
この漫画は
強さに関する説得力が肝だと思っているので、
そこがどうしてもなぁ。
何でこんな設定で始めちゃったのかなぁ、
って思いました。
でも「刃牙」シリーズのキャラは、
急に化けたり、急に失速して消えたり、
いろいろありますから、
きっと今回も面白くなるっていう安心感はありますね。