実際ソーラーパネルはどのくらい使えるのか? | 大ざっぱなO型キャンプ

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2023年の夏、2拠点生活の長野でキャンプ再デビューしました。

非常用に随分前に購入した100wのソーラーパネル、最悪スマホの充電くらいできればよいくらいに考えておりましたが、実際はどのくらいの発電量があるのでしょう?

 

 

 

 
 
 
 

 

 

以前、小型のソーラーパネルを試してみたことがありますが、それこそスマホの充電ができるくらいでそうそう期待はできないなという経験がありました。色々と調べていると「最低でも100W」という方が多かったので、家庭用の据え付け型ソーラーパネル(100W)に自動車用のバッテリー3個を並列につないで蓄電しています。家電は最悪インバーターを通して動かしますが、効率が悪いので恐らく1時間くらいで動かなくなるのではと思っています(ためしてみりゃいいのにやってないのが私です)

 

そもそも、ソーラーパネルの100Wって何なのでしょうか?

 

100Wのソーラーパネルであっても、天候によって常に100Wの性能を出せないというのは何となくわかります。実際には上の例のように毎時実用20W~50Wとなるようです。なので、100Wよりも150Wのソーラーパネルの方が効率は良いということになります。9:00~14:00の間は20W電球をずっと付けられる程度の発電をしてくれるようです。

 

トータルで約300whの発電ができるというのは、実際の家電ではどのくらいのイメージなのでしょうか?

消費電力は消費するw数に時間をかけたwhとなります。

 

扇風機 50W
(ACモーター/交流)
5W~20W
(DCモーター/直流)

扇風機ならDC20Wとして15時間

テレビ(42型) 液晶 210W
プラズマ 490W
照明器具(1基) LED 10W
蛍光灯 40W
白熱電球 60W

液晶テレビ(42V)なら1.42時間

デスクトップPC 50W~150W
ノートPC 20W~30W

ノートパソコンなら30Wとして10時間

 
が目安となります。(単純にW数での換算です)
 
この間、キャンプ用のオーディオに使おうとして購入したカーステレオ本体の消費電力は3.5~10W(最大)とのことですから中間値で約7W、小さな音で聞く分には問題なさそうです。
 
結局、ソーラーパネルで充電しながら専用にしようとしているバイク用のバッテリーに充電するわけですから、バッテリー次第ということになります。

10時間率容量:3.0Ah となっています


10時間率 3.0Ahは、フル充電から10時間の間にバッテリーから取り出せる電流
3.0Ah÷10h=0.3Aを10時間 取り出せるということになります。7Wのカーステは

7W÷12V=0.58A となりますから5.17時間 充電なしで使えることになります。

チェックインの13時から22時まで8時間フルで使おうとすると、18時でバッテリーが空になります。

 

空にならないようにするには、4時間分、7w×4h=28whの充電をしてやれば丁度22時でバッテリーが空になります。上の表は春のデータなのですが、13時から18時まで曇りだったとしても、それ以上の電力は発電してくれることになります。

 

LEDなど、7W程度で12Vで稼働する省電力の電気製品であれば問題なく夜まで使えることがわかりました。それ以外に、暗くなってからしか使わないようなものであれば最低でも7Wで連続5時間、14Wで2.5時間連続して使用できます。

 

12Vの自動車用品で8~25Wあたりの物は結構あります。また様子をみて色々と試してみます!