終わりのセラフ 全24話

 

久しぶりに見直してみました。めちゃめちゃ好きなアニメです。

 

絵も好き、アクションもカッコイイ、そして引き付けられるストーリー!!

 

残念ながら完結までは至っていませんがそれでも面白い。

 

ストーリーは、

ある日世界が滅び、主人公と孤児院の家族たちは吸血鬼の家畜となる。

 

主人公百夜ユウイチロウ(ゆうちゃん)、と孤児院の家族のミカたちは外の世界へ脱出しようとするも、手に入れた脱走の手掛かりは吸血鬼の戯れによって仕組まれたものだった。

 

孤児院の家族は死に、主人公だけが脱出する。外の世界では、生き残った人間によって吸血鬼への対抗戦力として、日本帝鬼軍が発足していた。

 

主人公は復習のため、軍に所属。

 

吸血鬼に対抗できる武器を手にする。

 

ある作戦の途中。死んだと思っていたミカとの再会をするが、ミカは吸血鬼になっていた。

 

主人公たちが暮らしていた孤児院は実は人体実験の施設であり、世界の破滅に関わっていた。そのことを知ったミカは、主人公の救出をしようと、吸血鬼側に属して活動していた。

 

紆余曲折在り、ユウイチロウとミカ、そして、日本帝鬼軍でチームを組んでいた仲間たちは行動を共にする。

 

家族を救いたい主人公一派

主人公は、孤児院の実験によって天使(悪魔?)を体内に宿す。

今回、アニメのラストでは、主人公の親代わりとなった人物の救出に向かう。

 

孤児院の研究を引き継ぎ、天使(悪魔?)を手に入れた日本帝鬼軍内の名家の有力者

は世界を支配しようとする。

 

人間の世界に脱出した後、主人公の親代わりとなったグレン。重要人物である鬼(武器)になった女に取りつかれ、2重人格となっている。主人格では仲間思いで、主人公や部下たちが慕う信頼の厚い人物だが、人格が変わった後は敵である吸血鬼や別派閥である上記の名家の有力者ともつながりを持って暗躍する。

 

主人公の仲間の妹は軍の実験体となって、天使(悪魔?)で暴走。

 

孤児院の子供たちが実験に関与していたことを知っており、人間と契約し、吸血鬼を裏切る吸血鬼貴族。この貴族の契約内容や契約者である鬼(武器)となった女の目的や背景は謎のまま。

 

もう一人の吸血鬼貴族は同じ派閥でありながら、また別の思惑から上記の貴族を裏切るが目的は不明。一派には現段階で最強と思われる吸血鬼がいる。

 

 

人間対吸血鬼という構造がありながら、登場人物がそれぞれの思惑で行動しています。目的も理由もはっきりとしていないものも多いです。

派手な戦闘シーンで何気なく見ても面白い作品ですが、実はかなりぐちゃぐちゃしている複雑な作品です。

 

半端なところで終わってしまったため、続編を待っているのですが、作成されるのでしょうか?

 

原作:鏡貴也 先生は『伝説の勇者の伝説』(伝勇伝)シリーズも読んでいますが、こういう複雑で魅力あるストーリーを作る素晴らしい方です。

 

そして、こちらはラノベのシリーズ(アニメ化もされているが続編は期待薄)ですが、なかなか新刊が発売されません!!

 

めちゃくちゃいいところで終わっているので、猛スピードで執筆、販売してほしいですね!

 

ではまた!!

 

終わりのセラフ_1