2020年に株に本格参戦して、わずか3ヶ月後にコロナショックに見舞われました。

あの当時は、過去の暴落をみて学習し、2番底、3番底が来るぞと待ち構えておりましたが、結局2番底らしいものは来ず、年末の日経平均株価は+16.01%という、わけわかめな結果となっておりました。

その後も株価はぐんぐん上がり、結局たいした買いもできず、コロナショック後の新規参戦者の強気投資に全くついていくことはできませんでした。

 

その時の下落率は高値から1ヶ月ちょっとの間に-30%を超えておりますが、今回は7月11日の終値を起点とするなら、現在の下落率は-14.95%となります。

先物がすでに1,000円超のマイナスとなっていますから、このままいけば-17%を超える計算で、そこから更に下落する可能性も大いにありそうです。

 

まあ正直、ここから上手に売り抜けるというのは至難の業なので、買い場探しに徹底する方が賢明だとは思いますが、底がどこかは誰にもわかりません。

 

日本の利上げ、米国の利下げ、日米の景気の悪化、円高など、マイナス要因が山ほどあって、これまでよく耐えてきたなと思える次第。

だから、下げるならトコトンまで下げる可能性もありますし、コロナショックのように、下げると思わせておいて、ガンガン上昇する可能性だって秘めております。

 

ならばどうするか?

ある程度下げた時点で、段階的に買いを入れるのが賢明だと思います。

チャートが読める人はそれを頼りに、ファンダを理解しているならそれを元にトレードするのが良いでしょう。

けっして値ごろ感で買ってはいけないのは、投資家のお約束。

暴落時ではなくてもやってはいけません。

 

また、こういう荒れた相場になると仕手が多く出てくるのも特徴で、コロナショックのときも、アメブロやSNSでたーっくさん出てきました。

あの時はテーマがテーマだけに、4563 アンジェスなどのバイオ系が狙われていましたね。

300円台から仕込んでおいて、ワクチン開発発表と同時に仕手が煽りだし、2,400円超えたところで梯子を外し、被害者が続出していたと記憶しております。

今はというと、案の定ワクチン開発は失敗し、株価は暴騰前を下回る64円となっております(今自分で調べてびっくりしました)。

 

こういった暴落時には、わざわざ荒れやすい銘柄を選ぶ必要もなく、お買い得となった中・大型株を狙うのが良いと今更なから思います。

コロナショックの時に唯一仕込めたのは、8591 オリックス

1,250円で買っていまは3,181円まで上昇しております。

 

暴落時に下げる順番は、グロース→それ以外の小型株→中型株→大型株という順番で、回復するのが早いのは逆に大型株が最初でグロースは一番最後です。

暴落したからといって、何を買っても良いわけではないので、業績が良く、理不尽に下げている銘柄を狙い撃ちしてみたいですね。