先日水槽に投入したホシガレイの子供たち。

 

成長にかなり差が出てきたので大きな個体2匹を残し、

残りは浜名湖に返した。

大きな個体の方がより大きな餌を食えて左衛門佐の餌捕りが楽だからだ。

一番大きな子は全長で8cmぐらいにまで達しただろうか。

まだ左衛門佐の指先程度の大きさだけど、

でももうどこから見ても立派なホシガレイだ。

 

ホシガレイの幼魚。側鰭にある黒点が大きな特徴のカレイだ。

 

 

天然個体のホシガレイの幼魚はかなり珍しいので

その食性を細かく観察している。

この魚の生態を知る上でもかなり貴重なデータだ。

とりあえず今までのところ、活き餌しか食わないことがわかった。

もちろんヒラメだって人工飼料で養殖できるので

絶対に食わないというのは言葉が違うかもしれないが、

少なくともマコガレイやイシガレイとは食性が大きく違うのは確か。

 

最もよく捕食するのは小さな甲殻類。

特に活きたエビには超反応する。

ただ、最初に思っていたほど魚食性は強くないようだ。

やはり魚体がカレイだからだろうか。

ヒラメのような強靭な尾びれではないので瞬発力が無く、

動きの速い小魚を常食とするのは難しいだろう。

口もヒラメのように大きくは開かない。

 

「その大きさのエビも食えないのかYO!!」

と、水槽の前でいつも突込みを入れている。

 

でも獲物を狙うとき、

ヒラメのように体をくの字に曲げて狙いをつけるところは一緒。

やっぱりハンターなんだね。

とても貴重な魚なのでもう少し観察を続けたい。

 

マダイと一緒に水槽に入れていたシーバスの幼魚も浜名湖に返し、

代わりにイシガキダイの幼魚を投入した。

全長で5cmぐらいかな。

まだ可愛いサイズの幼魚だ。

 

 

イシダイ・イシガキダイ共に、ここ浜名湖では毎年多く見られる魚だ。

特に幼魚は毎年必ず桟橋周りに姿を見せて左衛門佐を楽しませてくれる。

イシダイの幼魚は大体7月ぐらいに姿を見せ、

ホンダワラなどの海藻の下で群れながら餌を捕っているをよく見かける。

これを見るといつも、「あぁ、今年も夏が来たなぁ。。。」と思うのだ。

 

イシガキダイはイシダイよりも一か月ぐらい早く、

ここ浜名湖に幼魚がその姿を見せるのは今時期、梅雨辺りだ。

秋にカワハギを釣っていると、もう閉口するほどこれらの幼魚が釣れ盛ることがあるが、

必ずイシガキダイの方がイシダイよりも平均体長が大きいので

産卵場所がどこかまではわからないが(多分もっと南西のエリア?)

このエリアではイシガキダイの方がイシダイよりも1~2か月ほど産卵時期が早いのだろう。

ちょうど今、桟橋に大きなホンダワラが着いている場所があって、

そこにいつも必ず数匹のイシガキダイの幼魚の姿がある。

きっとあと一か月ぐらいするとそれがイシダイの幼魚の姿に変わるんだろうね。

 

それにしてもよく食うなぁ。。。この子たち。

かなりの数の活き餌を捕ってきてるはずなのに

2~3時間後に水槽の前に立つと、もう餌くれって言ってくる。www

おまいら食いすぎ!!

マダイなんてもう7cmぐらいになったんじゃないか?

ピンク色でとても可愛いけど。

 

明日は大雨っぽいけど餌捕り・・・、出来るのかしらん。。。