JAL破綻。
対策としては、
JALとスカイマークと比較すればわかるのだが、
・搭乗率を上げるべき。
スカイマーク:HPの運行実績より、ほぼ90%以上(悪くても80%以上)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/investor_operationfactor.html
JALは60~70%くらいが多く、20%以下の路線も。
路線の見直し、機種の小型化、運賃値下げ、需要創出。
・機種数を削減すべき。
機種数が多いとパイロットや保守エンジニアを多数抱えることになる。
JAL:詳しくはHPに出ているが、めっちゃ多いで。
http://www.jal.com/ja/corporate/gaiyo/flight.html
スカイマーク:ボーイング737-800型に統一
・人件費を抑えるべき。
JAL:平均810万円(44歳)、スカイマーク:平均380万円(31歳)
JAL社員数:4万8千人。スカイマーク社員数:1千人。
(48倍も多いが48倍儲かっている訳じゃない)
・運賃を搭乗率に見合ったものにすべき。
スカイマークは、搭乗率90%以上になるところまで価格を抑えている。
スカイマークは、JALなどより40%安いと言っている。
・年金を減らすべき。
JALの年金の利率が、4.5%ということで、異常に高い。
国債で運用した場合、1.5%とかしかつかないため、
残りの3%をJALの運賃等でまかなうことになり、
他社より高いJAL社員の年金をJAL利用者が負担している状態だ。
日本の低金利時代は、1990年代始めのバブル崩壊からであり、
トヨタやパナソニックは、だいぶ前に減額済みだ。
・機内サービスは運賃に見合った物にすべき。
スカイマークは新聞(1部150円程度)がない。飲み物は有料(100円)。
JALがそれらをつけるなら、250円の運賃アップは当然だが、それ以上は合理的でない。
機内食とか機内販売もあるけど、合理的な価格にすべき。
でも、環境要因としては、日本経済が不景気なのと、デフレだからであり、
好景気でインフレであれば、今のままのJALでも破綻しなかったのかもしれない。
鳩山政権の景気対策(成長戦略により、GDP成長率を世界平均並に)や
日銀のデフレ対策(マネー供給量UP)を期待したい。
【参考URL】
▽MONEYzine
http://moneyzine.jp/article/detail/182528
▽Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF