車いすで6階のロビーに出ると、お母さんが待ってました
先生に一言「よろしくお願いします」とゆうてくれて、この時お母さんはあたしを見てびっくりしたんだって
それは、あたしが緊張もせず「いってきまぁ~す」ってニコニコしてた事。
いわば赤ちゃん産むってゆうても帝王切開やし、手術するって事やからたぶん緊張して心細いんちゃうかな??って思ってたらしいのよ
実際あたしをロビーで見かけた時のあたしの表情は思ってたのと違ったらしく唖然としてんて
昨日の時点であたしは腹くくってたし、何より赤ちゃんに会えるんやもんねと言い聞かせてた所もあったりして、結構冷静になった状態で手術室に迎えました
でも、いざ手術室に行ったとたん(手術室は3階にあるんやけど)ビビり出して、怖くなったのも事実
3階の手術の階はエレベーター降りたとたん手術する所ですよ~匂いがプンプンしてさすがに、腹くくってたあたしも緊張が走りだしたよ
手術室の中は担当の先生ともう一人の助手の先生と麻酔科の先生と後は看護師さん何名かでおって、
最初は麻酔科の先生から「背中を丸くしてください」といわれ、麻酔が始ります
麻酔やし、大丈夫やろ~って思ってたのがウカツでこの麻酔が帝王切開手術の中で一番痛かった
背中に合計3か所くらい麻酔かけるんやけどこれが痛くてあんまり注射とかで声を挙げないあたしが
あ~ う~とゆうてしまうくらい、痛いとゆうか、しびれ痛い感じがしたよ
担当の先生たちが交代であたしの手を握ってくれて「頑張って~」「もうちょっと」とか励ましの言葉を
くれたりして、何とか耐えれました
「麻酔が効くまで手術しないからね」と麻酔科の先生がゆうてくれて、5分
10分ごとに
「足の状態はどうですか??」 「効いてきましたか??」とか声をかけてくれて、
実際麻酔が完全に効いてたのは50分後で、その時は体、胸下から全部麻酔が効いてたよ
「これから○○さんの手術を始めます」の声がかかり始ったのが午前9時25分。
麻酔がかかってたのでお腹切られても感覚なしお腹の周りでは先生たちがガサガサしてる感じくらいしかなく
ここまできたらもう楽勝であたしは赤ちゃんに会える事だけ考えてればいいやと思い
「赤ちゃん赤ちゃん」と心の中でつぶやいてたら
「赤ちゃん出ます」と先生の声がしたその直後に、 「オギャーオギャー」
と声がしたのでビックリしたのもつかの間、「赤ちゃんですよ~」と看護師さんがあたしの顔に近づけてくれて、はじめてユウと対面しました
ユウを見てママ心もまだないため「宇宙人や」と思ったり「この子鼻でかいなぁ~」「誰に似たん」とかまだ可愛いとも何とも感じませんでしたごめんね~ユウ
午前9時32分にユウが元気に産声挙げてくれて、ユウは小さいため、そのまま保育器に乗せられ、NICU
に行ってしまい、あたしは縫合してもらい手術は終了
先生にユウが産まれて初めて聞いたのは「赤ちゃんの体重は何グラムでした??」とやっぱ心配の種やったので聞いたらNICUに電話してくれてこの時点ではまだ測ってなかったらしく、後で旦那に聞いたら
1676グラムやったんやって
あたしが手術室を出たのは入ってから2時間後でまだまだ麻酔効いてるため、看護師さんたちにベッドで6階の部屋まで運んでくれて、しばらくして旦那さん・お父さん・お母さんも部屋に来てくれて、
「お疲れ様」とゆうてくれて、ユウを産んだんだなぁ~と実感しました
旦那さんだけNICUに今日入れて、小児科の先生とユウの状態を聞いてくれて、「小さいだけで他は異常なしやって。低血糖とかはあるけど問題ないらしいよ」ときいて皆でホッとして安心しました
ユウ。元気に産まれてきてくれてありがとう