「なんで試合に出ねえんだよ。監督と話しゃあいいだろう。」


今日、帰らぬ人となってしまった松田選手に、中田選手がこう声をかけたそうです。代表で松田選手がサブだったジーコ監督の頃のこと。


なんだか印象的なエピソードでした。中田が松田に心底試合に出て欲しいと思っていたことが痛いほど伝わってきましたし、松田にそれだけの実力があるからこその発言だと思ったからです。この二人だからこそできる会話、そんな気がしました。


松田は中田や宮本と同い年で、U-17からずっと中田らとともに戦っていました。U-17、アトランタ・シドニー五輪、2002W杯と、日本代表が発展していく場面にはいつも松田がいました。前線の中田らと比べたら目立つことは少なかったと思いますが、日本を支え、多くの感動を与えてくれたと思います。


2002年W杯のトルコ戦でその雄姿を見ることができましたが、それがこんなにも貴重な経験となってしまったことに、複雑な思いを禁じ得ません。帰り道で見た、多くのサポーターの背中に書かれていた「3 MATSUDA」の文字が今でも目に焼き付いて離れません。


今日googleニュースで検索をかけて画面いっぱいの記事の一覧がばっと目に飛び込んできたとき、ようやく今回のことが現実なんだなということが分かりました。あのW杯から9年でこんなことが現実に起こるなんて。


これからも多くの人の記憶にとどまり続ける選手だと思います。なくなってしまっても、これからも数多くの選手や人に、影響を与えていってくれることを祈念します。

 こんにちは。書こうと思っているうちに随分月日がたってしまいましたが、最近の出来事など、近況報告をかねて書いてみようと思います。



◆旅行


 東北大の友達を訪ねて、2日だけ仙台に行きました。友達に色んな人と会わせてもらったり、夜いきなりサルサパーティーに連れて行ってもらったり、仙台城に行ったりしました。友達の仲間内の空気に触れて、理系の研究の話を聞かせてもらえたり、おばちゃんにサルサの基本のステップを教え込まれたり(笑) 本当にいい気分転換になりました。


 仙台の街の雰囲気は本当にいいですね。和やかでちょうどいい規模で、なんだか落ち着く気がしました。また冬ぐらいに遊びに行きたいなと思います。



◆ライブ


 最近、自分が好きなミュージシャンのライブには一回は行っておきたいという気持ちが起こってきました。「今のうちかも知れない」という予感はなんとなく当たってしまい、ラルクのチケットを取った後にしばらくのライブ休止のニュースが出て、サザンも一度見たいと思っていたところで活動休止の発表となってしまいました。


 ラルクは高校から大学にかけて本当によく聴いていて最近はちょっとご無沙汰だったのですが、「Caress of Venus」のイントロのような、昔よく聴いて好きだったメロディーが流れ始めるときの感動は特別でした。あと、Hydeはやっぱりかっこいいいですね。「Driver's High」が最高でした。



 サザンはやっぱり桑田さんの歌がものすごくうまくて、どこにも無理がなくてしかもけれんみがないというか。子供の頃に聴いてサザンを好きになるきっかけになった「真夏の果実」、大学の頃よく聴いた「TSUNAMI」を聴けてよかったです。


 
懐かしい感じです

 あとはスピッツのライブを見たいなぁ、なんて思ってます。


 この夏には友達のバンドのライブを見に、久しぶりに渋谷や新宿のライブハウスに行ったりもして、ちょっと懐かしい気持ちになりました。そのうち一つはボーカルとギターを自分が引き合わせたので思い入れもひとしおです。。本当に、できればいつまでも活動していて欲しいです。



◆ミュージカル


 ライオンキングを観ました。活き活きとしたのが観たいと友達にこぼしていたら、「それならライオンキングじゃない?」と。


 そう言われて観に行ったのですが、ライオンキングは本当に本当に生命力や活気に溢れていてよかったです。やっぱり最大の特徴は、登場人物がそのままの人間ではなく、動物なので通常よりも色々な工夫をこらした演出ができるところではないでしょうか。あと全体的にユーモラスで明るい気持ちにさせてくれるなと思いました。


 その後に見た、ミス・サイゴンはライオンキングとは逆で人間のありのままの、痛いほどの情感に溢れたミュージカルでした。観たら誰もが、「なんでそうなってしまうんだ・・」と感じるのでしょうけど、人間にはあんな感情も大事なのかも知れないなと思います。(・・まあ、そうでもないか)



◆仕事


 出向も2年目に突入です。去年の8月に来てすぐにサブプライム問題が起こりましたが、ここのところさらに影響が顕在化しているように思います。あと1年の出向期間内には収束しないかも知れません・・。


 8月に初めて海外出張をしました。21年ぶりの米国本土(グアムには行っている)ということで、なんだか感慨深いものがありました。途中の買い物で、昔住んでいたニュージャージー州の記念通貨が手に入ったのが嬉しかったです。


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 あとはやっぱり、花火と海とゴルフが楽しかったですね。海が好きになったのは最近なのですが、今後も夏には必ずいきたいものです。


 10月にまたテストを受けないといけないのですが、それが終わったらまたテニスやゴルフをしたり、映画を観たりしたいなと思います。今度、そのテストの神頼みのために、幼馴染が神主をしている神社に行く予定です(笑)


 それでは、また(^-^)

 こんにちは。結局久々の更新となってしまいましたが、最近音楽に関する発見などあったのでちょっと書いてみようと思います。

 以前から、こと音楽に関しては特に好きなものがないなぁというのが悩みだったのですがそこにちょっと光明がさしてきたり、あとは昔からのものを掘り起こしたり、というところです。


・R&B

 「気分がハイのときにHIP HOPを聴いて、癒されたいときにR&Bを聴くんだ」

 最近どんなの聴くの?という質問に、ある友人がこう答えてくれました。これまでR&Bというジャンルにちょっと距離を置いていたのですが、ああそういう理由で聴いている人がいるんだなと思うとイメージも変わるものです。

 友人が薦めてくれたのはJ HOLIDAYというアーティスト。確かに聴いてみると優しい感じにも聞こえて、あまり音量を出せない夜中にも向いてるなと思いました。これからこのジャンルを聴いてみようかなと思います。


J.ホリデイ/J.ホリデイ

・B'z

 僕が昔から好きなアーティストといわれたら、やっぱりこれは出さざるを得ません。一時期ちょっと離れたりもしたのですが、多分他にロックバンドっぽいバンドがいないせいもあって最近また戻りました。

 昨日観に行った全日本バスケットボールリーグの試合の中で「ACTION」という最近のアルバムの中の曲が流れていて、これには随分感動させられました。JBLの今年の公式ソング なんだそうです。

 ULTRA SOULあたりから幅広く聴かれてる歌があんまりないような感じもしますが、最近出たそのアルバムは結構よかったと思います。遊びのような曲もあるんですが(笑)それも含め、集大成っぽい感じのするアルバムです。久々にB'zでもという方にお勧めです。
ACTION/B’z



・10年ぶり

 高校を卒業して間もない頃に横浜で見た、あるハードロックのバンドのライブを10年ぶりに見ることができました(ちなみにHELLOWEENというバンドです)。当時既におじさんだった彼らが10年たってどんなライブを見せてくれるのか、それがすごく楽しみでした。

 実際観てみるとパワーに衰えも感じられず、パフォーマンスも以前より圧倒的に多彩になった気がしました。高校卒業から10年たって最近微妙に若者の域を抜けつつある中でこれにはなかなか考えさせられるものが(笑)


・カラオケ(というかオペラの話)

 これは曲の話ではないのですが・・。高校時代の友人と、久々にカラオケに行ってみました。まあ男二人で行く歳でもないのですが、こういうノリもたまにはいいものです。

 「オペラ歌手の友達がいるんだ」という話は前から聴いていたのですが、さて始めてみると彼が一曲目にオペラの歌い方を披露し、僕はちょっとびっくり(!)。コーラスならやっていた僕ですが、なるほどそういう世界があったかと思いました。

 僕にはあれはちょっと真似できそうにありませんけど、せめて曲は聴いてみたいものです(笑)。


 バスケの試合を見たあと代々木公園の方からバンドの演奏が聴こえてきました。学園祭とかでもそうでしたけど、野外ライブってなんだか好きなんですよね。新宿南口の出たとこでもたまに立ち止まって聴いてしまいます。


 まとまりなく書きました(笑) それでは。



 RENTというミュージカルの中で久々に心底いいと思う曲に出会いました。Seasons of love という曲で、ミュージカルの中でもメインになっている曲です。


 「一年は52万5600分。その貴重な時間をあなたは何で計りますか?夜明け、深夜、日没、飲んだコーヒーの数、笑い、いざこざ?知った真実の数?泣いた回数? 愛で計るのはどうですか?」 と、これがだいたいの歌の内容ですがちょうど年末ということもあって、これにはいたく感動しました。日々を大切に生きようという、ミュージカルのテーマにもぴったりなんですよね。


 一年の中で、自分の好きなこと、やりたいことはどれだけできたかななんて思うとちょっと複雑な気持ちになってきます。もっとやりたかったなと思うこともあり、やれてよかったなと思えることもあって、自分は何を大切にしてたかなと。思いを巡らせて一年一年を終えていくのもいいなと思います。


これは日比谷公園

 やはり出向先は忙しく、最近僕もあまり物事を考えたりできなくなってました。ここに書くことも、思いついても時間がなかったり、そうするうちに忘れたりしてしまってました。でも、そうしたことを何も残さないのはあんまりいいことじゃないなと改めて思います。こういうことをしないと、あっという間に時間だけ過ぎるような・・。


 最近は平日はまるまる仕事、土日は出かけて、映画見て、食事して、ライブ見て、旅行して、旧知の人との集まりに行って。結構楽しく過ごしたなと振り返れば思います。ちゃんと振り返ればですけど。日々はこうしたことの積み重ねだし、好きな過ごし方ができていると、それがなんとなく充実感につながるのでしょう。



 今年のうちにしっかりやっておきたいことがいくつかあります。仕事納め、読書、送別会等など。もうあとちょっとですが、気持ちよく一年を終えたいなと思います。


 それでは!



Rent [Original Motion Picture Soundtrack]
Seasons of Loveも試聴できます。

 先日、『学生のためのビジネスコンテストKING2007 』にコンサルタントとして参加してきました。


 このKINGというイベントは僕自身が学生時代にやっていたイベントでして、全国・海外から参加して頂いた120名20チームの方々に、「○○のためのビジネスプランを作成して下さい」という設問をお出ししておよそ一週間でプランを策定・発表してもらうというイベントです。僕はこの設問を作る担当をしてました。


 コンサルタントというのは、プラン策定の一助として設けられている「コンサルティングタイム」というプログラムの中で、学生のプランに対して中間アドバイスを行う社会人のことです。KINGの事務局によって手配されるのですが、今年はそれに初めてお呼ばれしたというわけでした。



 設問の内容は東京ミッドタウンへの新規出店計画。ミッドタウンの標榜するジャパンバリューを高めつつ、収益性の高いプランを立案するというもの。


 計4チーム見ましたが、話した内容は実に様々でした。最初のチームはプランニングの進め方、次はコンセプトメイク、3つ目はプランにおけるキーファクター、4つ目はプランの具体案に関して。同じチームによってあたる壁というのは違うものだなと思いましたが、この中でよい印象だったチームが見事優勝を果たしたのは嬉しいニュースでした。



 僕が運営にあたっていたのは7年も前になってしまいましたが、当時のプログラム内容をほぼ踏襲しながら様々に工夫を加えてくれていること、それでいて学生が(ちょっと)不慣れなスーツを着てあくせく動き回る雰囲気が変わっていないことに安堵感や懐かしさを感じました。これからも機会があれば、OBとして微力ながらも手助けができるといいなと思います。



 イベントそのものからは離れるのですが、今回の経験でふと思い出したのはこのようなリアルで具体的なビジネスの持つ魅力です。ダイナミズムというべきものでしょうか(まあコンテスト自体はあくまで仮想なんですけど)。


 社会人になって自分も一度店舗運営に関わる機会がありましたが、やはり企画したことが実現して具体的に人やモノやお金が動くのはこの上なく楽しいことです。実体経済がそこで動いている気がして、そのやりがいはやはり大きなものでしょう。


 今自分が関わっている金融とか会計という分野はそのような具体的な物質的な動きとはほぼ無縁で、とことん理論と計算で成り立つ世界だなとちょうど痛感していたところでした。大学時代、僕はそういうヴァーチャルなものよりもリアルなものが好きだったなとか、ヴァーチャルがリアルを動かすようなITが面白いなと思っていたことをふと思い出しました。


 年齢とともに触れるものも、興味を持つものも増えていくものなんでしょうか。僕は今後ヴァーチャルで理論的な分野に進みそうですが、その先にある具体的なものから離れてはいけないなと、KING2007を通じて気づけたなと思います。


それでは!