Xで
小学校の授業を聞いていればカラーテスト程度なら9割とか100点とか当たり前に取れると思っていた
とか
小学校の授業では先取りしている子たちが多くてサラッと進んでしまい親が見てみると全然理解していない
とか
だから、小学校の内容でも親がしっかりサポートしなければならない
とか
なんかそんな感じのポストがここのところ多くあるようです。
うーん…
まぁ、そういう傾向はある気がします。
小学校の先生もどうやら苦労なさっているようで、小学校現場の先生の苦悩のようなポストもあります。
教育現場はなかなかに大変なことになっている…。
でも、小学校の内容の理解と定着が甘いというのはかなり前からであって、別に今に始まったことではないんです。
特に、小学校5年生の算数。
ここがかなり、ヤバい子達はずーっと昔からたくさんいました。
ただ、最近はちょっと様子が変わってきていて
小学校5年生の内容よりも前の段階から壊れてしまっている子たちがかなり多く
それこそ小学校2,3年生あたりの内容から「何かがおかしい」と感じる子が増えているように感じます。
ずーっとマズい子達が多かったのが、さらに前段階からマズい状況になり、深刻化したという感覚です。
そして、マズいと感じる子の割合は増えていっているように感じます。
なんなら、ペンを持つ力とか、巧緻性とか、物の見え方とか、小学校入学とかそういう話以前の段階の事では?と感じるようなことで詰まっている子が増えているように感じます。
何が原因なのかはちょっとわからないのですが、具体物の感覚、身体的な感覚の薄さのようなものは結構大きな問題だと、私は思っています。
しかも、そういう「マズい」状態の子ほど、保護者の方はそのマズさに深刻さを感じていなかったり、深刻にとらえすぎて焦って逆に早期教育、先取りのようなものに傾倒していたりするような…。
なんかうまく言えないのですが何かが歪になってしまっているように感じます。
たぶん、小学校の先生たちや、小学校のカリキュラムや仕組みのせいだけではないように感じます。
もっと、深刻で、複雑で、でも、凄くシンプルな話なんだろうなと感じています。