老人施設で知り合った方のことを書きます
60代後半男性・・・脳梗塞の後遺症で施設に入っている
ろれつ障害もあり、何を言いたいのかもわからないことが大半である![]()
話しかけるとかなりの形相となりいつもご立腹の方でした![]()
駄目だなお前は
状態の態度・・・
本人自身、はなしかけるなオーラを出していました![]()
1回目の訪問は終始怒られっぱなし・・・泣
しばらしくして、2回目の訪問
その方とコミュニケーションを試みる・・・『いつも怒ってて、また怒られちゃうかもな~』と言ったら笑ったんです
なんだか、笑ってくれたことに対して嬉しかった![]()
だって、いつもストレスから周りに当たり散らしていた方が笑ったんですから・・・ハイ
そして、本日3回目の訪問、ゴルフのテレビを観ていたので話しかけると、部屋へ来いという合図・・・
行ってみるとゴルフグッツがたくさんありました
もちろん本人さんニコニコです![]()
娘さんの写真も見せてくれました![]()
誰もこの方に話しかけようとしないストレスから意固地になっていたのかな・・・と
タオルなど、几帳面にたたむ性格も見て取れ、『 上手にたたみますね・・・』 と言ったら
またまた、部屋へご案内・・・
自分のたたんだ洗濯物を見せてくれました
褒めるということは、人を元気に、気持ちよくしてくれます
帰りに『 また、来ますね』というと笑顔で『おう』といって手を振ってくれました
人は穏やかにその人らしく生きなくてはならないと思います
今回、心を開いてくれた方にまた会いに行こう・・・そう思いました
