この本は、ど~しても、読みたかったのです。
アナログ 著者:ビートたけし
たけしの書いた本は、あんまり読んだことがないかも。
でも、映画「アナログ」は、素晴らしかったので、原作が気になっていました。
しかし・・・、正直、終盤までは興ざめでした。
同級生の山下と高木の会話が、下ネタなので、ドン引きしました。
ここら辺は、映画は上手く作られていましたね。
極力、主人公 悟の心情に焦点を当てて、同級生は、サポートに徹する。
物語は、原作通りなのですが、映画は、余分な描写をそぎ落としているので、感情移入がしやすかったのです。
でも、小説も終盤は、引き込まれていきました。
余裕ぶっこいて、電車で読んだものだから、おっさん、本読みながら涙こぼして、完全に不審者でしたw
映画を先に観たおかげで、登場人物が思い浮かんできますね。
その上で、原作なので、入りやすいのは大きいのですが。
みゆきのお姉さんと会うシーンは、原作のほうが良かったです。
ここで、一気に感情を揺さぶられました。
北野武さんのラブストーリー、素晴らしかったです。
でも、「ビートたけし」名義なんですね。
「北野武」は監督だけなのかな?
ちょっと意外。
映画と原作、両方で楽しめた「アナログ」。
DVD、手元に置きたいですね、この作品は。
https://youtu.be/tQuba3zweoI?si=ofgoB3Y5uOW9ImuU