クラッチトラブル | Y&Y AUTO TECHNOLOGIES

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日常の出来事を順次アップします

これが今回

ダイヤフラムが破壊してしまっている

クラッチカバーです

 

レリーズベアリングはあまりにも酷くて

原型をとどめてないのでお見せしても

どれがレリーズベアリングか判別出来ないほど

 

車検の時に作動に何ら問題もなく

異音もなかった車両なんですが

 

車両をお渡しして2week

写真のような状態に滝汗

 

ずっと原因が分からず

悩んでいたんですが、、、

 

やっぱりこれかな!?という事で

記事にすることにしました

 

マツダ純正 レリーズベアリングwithスリーブ

スリーブの中心辺りが黒く見えますが

これ金属ではなく樹脂なんです

 

部品を軽量化したりコストダウンなどにより

こういった樹脂をよく見かけるようになりました

 

この部分も動きだけ見れば荷重を受けず

ただ前後に動くだけですが

 

熱という観点から行くとどうでしょう?

ベルハウジングの中の雰囲気温度もさることながら

エンジンの熱、レリーズベアリングの熱

ミッションンの熱、、、などの影響を受けるのです

 

更に運転者の癖でクラッチペダルに足を乗せる

半クラッチを長くに使うなどの

状況が起きたときは・・・・・滝汗滝汗滝汗

実際の温度を計測したわけではありませんので

確かではありませんが

この車両のこのスリーブの樹脂部は

完全に溶けてしまっていました

 

最近の車だと

RX-8、FT86 軽トラなんかも

この樹脂スリーブの餌食になってますね

※画像はFT86 ZN6 引用させて頂きました

某ベアリングメーカーにお聞きしたところ
耐熱温度はMax120℃とのことでした
 

該当するお車は注意してくださいませ笑い泣き

 

~追記~

折れてしまってるダイヤフラムの破断面

知り合いに解析してもらいました

 

結果から言うと

片側から回転方向に疲労破壊の後が見られるとの事

 

という事はある程度前から

クラックがあったことを意味押します

 

今回のトラブル

どっちが先なのか・・・

 

それよりオーナーの負担が大きくて申し訳ない気持ちになります

MA○DAさんからの回答は1か月以上経ちますがありません