かつては、単語を1つ1つ区切って読み、全く棒読み状態でしたが、最近はママが文字を目で追わなくても、聞いているだけで分かるようになってきました。この"Fluency(流暢さ)"の成長をもたらせてくれたのは、プライベートレッスンのお陰。アメリカ人男性の講師は、非常に発音の正確さにこだわる方で、シンプルなフォニックスはマスターしているかに思える娘の発音も、「息の強弱」「音の長さ」など含め、かなり指摘をされます。幼児には発音指導は必要なしと考えられる先生も多い中、レッスン中は何度も繰り返しを求められる娘。
最初は、そこまで必要ないのでは?と考えていた節もあったのですが、実際に直された音は本人がよく記憶しており、意識して発音をしているため、今となってはこの先生のスタイルにとても満足しています。
けれども、この読みが発話へと繋がっているかというと、全く別(笑)。
かつてのほぼ発話がゼロだった時に比べると、成長していると言えるのでしょうが、やはりスピーキングとリーディングの差は否めません。
今日もレッスン後に先生とそんな話になりました。
でも、先生からは驚くような答えが返ってきました。
「Yuzyと話していると、アメリカの子どもと話しているような感覚になる時がある。」
えっ!?(・・;)
そんなバカな・・・。
今でも身の回りのことを告げるのにも苦労している娘。
一体そんな時がいつあるっていうのだろう。
すると、先生のおっしゃっていたのは「英語の間の取り方」でした。
まだまだ語彙や構文など発展途上にあるものばかりだけれど、そんな中でも、どこか「間の取り方」がネイティブに近いと感じる節があると仰るのです。実はこれ、母も日韓通訳を目指して学習していた時に、先生に言われたことでした。どう考えても、母よりも周りの生徒の方が語彙も多いし、レベルも上なのに、なぜか韓国人に間違えると(笑)。どうやら、私たち親子には演じる力、いや演じる勇気が、少しばかりあるようなのです^^;
今も学芸会の練習で役になりきっている娘。プライベートレッスンでも、どこか「日本人ではない自分」を演じる力だけは、ちょっぴり付いてきたのかもしれません。って、この「なりきり」だけでは、どうにもならないのですが・・・^^;
いつも苦労が付きまとう親子英語ですが、たまにこんな違った視点から娘の英語を判断してくださる先生に、とても感謝しています♡少しは中身が伴うよう、ゆっくりながらも、進んでいきたいと思います。
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