買い物に行くと、レジの方が
「あ、学校に行く時間になるといつも親子喧嘩が始まるのです」
突然話しかけてきました。
私は知らない方でしたが、でも、自分で「学校なんて、行かなくても何とか生きていけるのですね」とご自分で意見をまとめてみえて、私はただ頷くだけ。
また、もうひとつの店に行きますと
「先生、テレビに出てましたね。子ども達には先生のところみたいな学校が必要だということがすごくわかりました」
また、もう8年も前の青年のお母さんからは
「何気なくテレビを観ていたら、ママさん、パパさんが映っていて、急いで録画したら、また今日もまたまた急いで録画して。
あの時子どもが苦しんでいて、もうどうしたらよいか全く親ではなんともできなくて。パパさん、ママさんのおかげで、自分の生きる場所を見つけ、今は結婚して子供も生まれ、本当に幸せです」
「ママさん、すごく懐かしい。また子どもを連れて遊びに行くね」
「ママさん、娘も結婚して、幸せになっています。あの時はもうどうしていいか分からなく、そしてこんな落ち着いた日が来るなんて想像もできなく、本当にありがとうございました」
「本当に素晴らしい映像でした。海がとても綺麗でした」
「森もあるのですね。日本でこんなフリースクールはゆずりは学園しかないと思いました」
「今日の放送で、NHKに電話していろいろ聞きました。
孫のことで・・・・」
今回の放送で、もうかなり前に卒業していった子ども達やお母さんの声がメールやら、電話で入ってきます。
嬉しいです。ゆずりは学園に来るときは多くの悩みや涙やらありましたが。こうして笑って出ていく日を迎えます。
メディアの影響の大きさに本当に感謝です。