親の「死体」と生きる若者たち  これを防ぎたい | NPO法人 ゆずりは学園のブログ

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この本は、私たちの知人である山田孝明さんが青林堂から出版したノンフィクションです。

 80代の親と50代ひきこもりの子ども、もう子どもと呼ぶことはない年齢ですが、そうした家族に26年以上向き合ってきた彼の人生。私たちがゆずりは学園を起ち上げて20年近く。私たちは不登校からひきこもりの連鎖を防ぐ子ども達の居場所作りをしていますが、彼はその先の人々に寄り添い続けています。

 毎年、3月には義務教育の枠から自由になる子ども達がたくさんいます。中学を卒業すると、もう学校に行かなくてもいいのです。毎日、学校に欠席連絡をしなければならなかった家族は、「もうこれで毎日、学校からの連れてこいの電話も入らなくなったから、やっと・・・」の声がよく聞かれました。しかし、その先の長いひきこもり生活の苦しさを伝えることは、残酷なものです。

 今年も3月が過ぎ、4月に入りました。多くの子ども達がまた不登校から長いひきこもりの生活に入っていきました。私たちの通信制高校は、子ども達の社会への自立を支え、家族の苦しみを和らげるひとつの居場所となっています。しかし、出会えた子ども達、家族はほんの僅かです。多くの子ども達をまだまだ救えなかったと思う3月です。

 今年、私たちは豊橋のフリースクールに力を入れていきたいと思います。それは、中学卒業までの義務教育の間に、子ども達の学習への気持ちがある間に、彼らの未来の道しるべを作りたいと思うからです。もちろん、長いひきこもり生活を防ぎたいからです。小学校はまだいい、中学校はまだいい、でもその後は、高校中退してひきこもりになり、親から責められ、とうとう親を殺すケースはまだまだ起きます。親の「死体」と生きる50代の問題は、もう日本全国で起きています。「毒親」のケース、大人になれない子ども達、子どもを愛せない親、親からの自由を願う子ども、課題は多くあります。どれも難しい課題です。

 平成から、令和となり、またひとつずつ課題解決に向けて動きたいと思います。

 

 

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