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十種神寶とは
十種神宝（とくさのかんだから）は、
『先代旧事本紀』「天孫本紀」（巻3）に
天璽瑞宝十種
（あまつしるし-みずたから-とくさ）
として登場する10種類の宝物。
記述によると
饒速日命が天降りする際に、
天神御祖（あまつかみみおや）から
授けられたとする
饒速日命は
物部氏の祖です
沖津鏡
外側に特徴があり銅鐸のような見た目。
遠くを見る鏡。栄誉と栄光をもたらす。遠。
太陽の分霊
裏面には掟が書かれている
高い場所に
置かれる鏡
五行 土の陽
辺津鏡
内側に特徴があり銅鐸のような見た目。
近くを見る鏡。栄誉と栄光をもたらす。近。
身近に置く鏡
わが顔を映し、生気があるか
邪気があるか判断
息を吹きかけ磨く
五行 土の陰
八握剣
柄が八つある見た目が特徴の剣。
邪悪を祓い世を平定させる。邪。
国家安泰
五行 金の陽
生玉
上部の尖った形が特徴の玉。
生き生きとした活力を与える。生。
神と人をつなぐ
神合一体
神の言葉が、心で聞ける玉
五行 火の陽
足玉
上向きが特徴の三つの玉。
五体満足の状態を与える。身。
国家繁栄
すべての願いを叶える玉
足玉を左手に
八握剣を右手に持つ
五行 木の陽
死返玉
下部の尖った形が特徴の玉。
死者を蘇らせる。死。
死者を蘇らせる玉
左胸の上に置いて
右手をかざし
呪文を唱えながら
由良由良と回す
五行
水の陰
火の陰
道返玉
下向きが特徴の三つの玉。
離れゆく魂を引き止め
元の場所に帰らせる。心。
悪霊退散
おへその上、一寸に置き
右手をかざして
呪文を唱える
五行 木の陰
蛇比禮
＊の形が特徴の布。
蛇のように這い虫を祓う。
虫害に遭えば癒す。地。
魔除けの布
地から這い来る邪霊や
毒蛇から身を守る
五行 水の陽
蜂比禮
×の形が特徴の布。
蜂のように飛び虫を祓う。
虫害に遭えば癒す。天。
魔除けの布
その布で身を隠したり
振り回したりして
天空からの邪霊を振り払う
邪霊にかぶせて
魔を封じ込める
五行
水の陰
火の陰
品物比禮
×のかかれた大きな布。
すべての邪を祓い退け、清める。清。
物部の布
この布の上に物を置けば
品々が清められる
魔物から、品々を隠す
死人をこの布の上に
寝かせて
死返玉を使って蘇生させる
五行 金の陰
ピクシブ百科事典より
一二三四五六七八九十
ひふみよ いむなや こと
ふるべ ゆらゆらと ふるべ
「ふるべ」は瑞宝を振り動かすこと
「ゆらゆら」は玉の鳴り響く音を表す
ひふみよ いむなや
こともちろらね
しきる ゆゐ
つわぬ そをたはくめか
うおゑに さりへて
のます あせえほれけ
なにか、良からぬことばかり
続いたりしたときは
十種神寶を
読み上げてくださいませ