狩衣は、狩猟や野遊びの際に着用されるいわばスポーツウェアであり、その動き易さから貴族が私邸でくつろぐ際の日常着ともされました。
狩衣の一番の特徴は身幅が狭いことです。
ですから袖を全部縫いつけてしまうと窮屈になるため、袖は後身の一部にのみ縫いつけ、肩から前身にかけては全く身に留められていません。
もう一つの特徴は、袖口に紐(袖括の緒)が通っていることです。これは原形が作業着だった名残でもあり、何かをする際に袖が邪魔にならないよう袖口を絞ったり袖ごとたくし上げたりするために用いられました。
ただの飾りではないわけで
グダグダ書いてますが、お分かりでしょうか
ブログ主、だいぶ頭がイミフになっとります(嘆)
つまり、お色の組み合わせには きまりがあったってことですな。
そのきまりを「重ね色目(かさねいろめ)」と呼んでいます。
複数のお色の生地を纏う。オサレだったんですね。
SEIMEIさんのお衣装。
狩衣のスタイルは変わらなくて、お色を変えて来るかもしれませんね。
ところで初代SEIMEIさんは。
襟元にご注目。
薄黄緑、黄緑、緑、赤紫。
試合バージョンSEIMEIさん。
紫が青味の強い紫に変わりました。
「桔梗」と呼ばれています。
桔梗ったら!
桔梗は、晴明神社の社紋「晴明桔梗」のモチーフです。
神社の境内には、約2000株の桔梗が植えられています。
そこからこの色目が使われたのかもしれませんね。
ところで、神社が所蔵されている晴明さんの肖像画を見てみますと。
ふむ。赤ですね。
例えば、この赤系を重ねると
蘇芳(黒味を帯びた赤):赤 の色目。紅葉なんかどうでしょう。
ずばり
カープでしょう!(あ、石投げないで)
重ねの色目は、四季折々の変化をその様相の比喩表現によって色彩として感じ取ってきた日本人が作り上げてきた配色法です。
呼び名には、自然にちなんだものが付けられています。
春なら梅、紅梅、桜、つつじ。
夏は かきつばた、葵。
これは日本に四季があること。日本人が季節を感じながら、自然と関わっていたと言えるかもしれませんね。
まさに Hope and Legacyの世界ぢゃあございませんか(本間か)
で?
どうモデルチェンジするかって?
ご想像にお任せします
【 参考URL 】
晴明神社 http://www.seimeijinja.jp/
粋屋 http://www.ikiya.jp/index.html
ZIPANGU http://www.bb.em-net.ne.jp/~maccafushigi/mac/9.htm