今日はイタリア人が良く使う言葉


Vediamo (様子を見よう)


という言葉を紹介します。


私はそもそも音楽留学(ミラノ音楽院卒業)でイタリアに来ました。


イタリアの音楽、文化、食べ物が好きで、それ作り出す(した)イタリア人も大好きです。


ただ日本とイタリアの流儀の違いに未だに戸惑うことがあります(。-_-。)


イタリアにはAttendismo (待機主義) という生き方があります。


-人生はなるようにしかならない

-悪あがきしても仕方ないし、むしろ事態は悪化する。

-緻密な計画を立てて、それを遂行するということはそれ以外の可能性をつぶしてしまうかもしれない。

-物事の進み具合を見ながら、じっと待ちながらチャンスを掴もう


確かにこの生き方、努力しても報われないことが多いイタリアでは、間違ってない人生処方なのかもしれません。


とはいえ、緻密な計画をあらかじめ立ててそれを遂行するのが好きな日本人(特に私)は、イタリア人にイライラすることがよくあります。


特に今日のタイトルの言葉Vediamo (様子を見よう) を彼らが使う時は要注意です。


300%問題は先送りされます。

最低1日、早くて1ヶ月、良くて1年、最悪忘れ去られます


今日の診察でも、抗がん剤治療終了後の治療方針、日程などを聞いたところvediamo と言われました(._.)


次回で抗がん剤治療は終わりで、今はコロナ対策で、アポイントメントの書類がないと病院には入れないので、次回の診察時には絶対アポの書類を書いてもらわないといけません。


でも最後はなぜかうまくいくんですよね、イタリアっていう国は😅

本当に不思議です。


その不思議がちょっと解決される本を今日は紹介しちゃいます。

その名も「最後はなぜかうまくいくイタリア人」


自粛生活で家にいる時間も多いこの時期にぴったりの読みものです。

イタリアに興味のある方(ない方も)、是非読んでみて下さい♪( ´▽`)



 


最後に待機しすぎて、今日旦那が焦げ目を付けてしまったカルボナーラの写真
これはこれで、美味しそうですが今日は普通のカルボナーラを食べたかったので、明日用に冷蔵庫に保存。

南イタリアでは余ったスパゲッティに卵を足して焦げ目を付けて、Frittata (卵焼きの一種)として食べられるそうです。

明日卵を足してリメイクしてみようと思います😋