健忘録(オペ前) | 一病息災

一病息災

平成26年3月に温存術、5月放射線治療(30回)。

1週間前はまだオペ前だったんだなぁ。

この時間一番辛かったのは空腹だったな(笑)

 と、しんみり。嘘です。すみません。


 

いろんな都合の悪いこと

・・・早々に眠くなるとか、忘れちゃうとかを

麻酔の影響!

ということにしはじめたずるい私です。


いやっ、記憶はホント

というか、眠いのもホント(麻酔のせいじゃないけれど)




きっと貴重な手術の体験

この手術前からの24時間は、気を抜くと忘れてしまいそうなので、

健忘録を記載します。

職業人としての健忘録の比重が多いけど。


前日入院し、2件目の手術であること、午後であることを知るあたし。

はぁ、戻りは準夜帯か。勤務の方々ごめんなさい、と思う。


13:40頃、55分入室です、と伝えられる。

トイレに行き、その後ステーションまで歩いていく。

主治医(執刀医)とその日の受け持ち看護師で名前、部位等を病棟で確認。

部位は朝一で主治医に『みぎ』と右胸の上の方にサイン済み。

 ここで両親と行ってくるね、と挨拶。とりあえず、笑ってみる。

 

そのまま主治医と受け持ち看護師で3人でオペ室まで歩いていく。

まるで、水戸黄門。もちろんあたしが黄門様。

ただし、無言。みんなそれぞれに緊張しているのかな。

(あたしが働く側だったらどうするんだろう?と思ったりもする。多分話しかけちゃうね。)


オペ室到着

水戸黄門御一行はオペ室一行にとりまかれる。


みんなが見守る中、あたしは自己紹介(ただ名乗るだけ)

帽子を渡される。

その後かなり気を使われながらベットに横になる。

ベットがきもちよい。ローホか?


それぞれの持ち場に

主治医はお電話。第一助手(イケメン)を呼んでいるのか?



オルゴールで音楽がかかっている・・・何の曲が思い出せない

心電図モニター装着

マスク装着

 ・・・

みんなワサワサ動いている

初めてのオペ室気になる気になる、気になる。

こっそり、観察。でも、この記憶・・・ない。


呼吸器の種類を見ておくという課題を自分に課したのだけど

・・・あっさり終了。


麻酔科医と思われる方に

ぼんやりしてきます?ときかれ、頭が重くなってきました!

と、若干、ちぐはぐな答えをするあたし。

その後点滴から、静注開始


・・・


あっさり落ちる


ドラマ医龍の麻酔科医のあらせみたいに

ひとーつ、、ふたーつ・・・・にゃにゃつ!で落ちたかったなぁ(お馬鹿なあたし)




患者とり違えとか、患者側からすると、ありえない事故がかつてあった。

そのための確認とかすごく徹底しているなぁ、と安心。

オペ室入室の時に主治医(執刀医)も一緒に行くのはかなりびっくりしました。


でもやはり、人。

全て完璧というわけにはいかないのだ。

おやっと思うことはちゃんと確認。

自分に言い聞かせる。学び。


オペ後に続く