ある日、こんなものを押し売りに持って来た人がいた。

立派なセンタースタンドです。

 

モトグッツィV7Ⅱにはセンタースタンドが無い。

社外品もあったが、それなりの値段だったので諦めていた。

ありがたく譲っていただくことにした。

 

今日は初雪の便りもあり、風も強くてバイクに乗るどころではないので、スタンドを取り付けるぞ。

 

取り付け方法は、あれとこれを外して・・・と教えてもらったので

倒れたバイクの下敷きにならぬよう、右側にしっかりウマをあてがう。

 

フレーム側はボルトをⅠ本外すだけで取り付け出来そうだった。

なぁ〜〜んだ簡単だ、と思ったら肝心のボルトが締められない・・

 

諦めてボルトを抜いたら、ネジ山がかじっていた。

無理に締めなくて良かった。

タップとダイスでねじ山を修正しました、これで安心ですね。

 

もう一本の追加ボルト締付けに多少手間取ったが取り付けはOK。

 

しかし、苦労したのはスプリングの取り付けだった。

 

「付けるのも外すのも大変だよ〜〜」の言葉通りで

ダブルスプリングはカブの何倍も強力で、自作の針金ジグとドライバーでなんとかセットできた。

 

久しぶりにエンジンをかけると、アイドリングはするもののブスブスいって機嫌が悪い。

しばらく暖気しても駄目だ。

 

スタンド取り付けでは他には何もいじっていないが、なぜだ???

この感じだと制御系(センサー)が不調になったのか?と一気に不安になった。

 

できることはプラグの点検ぐらいだ。

右も左も同じ焼け具合だが、ちょっと燻っているなぁ

プラグを掃除してエンジンを始動すると・・・

 

 

ドットコドットコ、ドヒュルルルルン・・

吹け上がり問題なし、治った! 良かったぁ〜〜!!

 

センタスタンドがあると、

バイクが直立したこのアングルから90度のシリンダが見えていいなぁ、

と悦に入る。

ということで、無事に取り付け完了です。

BPさんありがとうございました。