先週末、ながーい、ながーい夏休みが終わって
娘ちゃんの大学がスタートしました。
しっかり学んできてね。楽しんできてね。
さて、
わたしのクライアントさんは
”お母さん”である人も多いのだけど、
「うまく子育てができない。」
「母親として失格なんじゃないだろうか・・・」
「怒りたくないのにこどもを怒ってしまって
いつも後悔するんです。」
などなど、
母親である自分に
自信が持てていない方も多いんだよね。
というわけで、少し”母親”について考えてみたい。
そもそも”母親”ってなんだろう。
どんなに凄い人でも、偉い人でも、
(産んでくれた)母親って一人しかいない。
人生ってたくさんのことがあって
多くの価値観を学んでいくものだけれど
”母親”という知識に関しては
ほとんどの場合、一人しか知らないんだよね。
”母”という人に育てられ、その体験の中で
自分の中に
母親というイメージが自然に作られていく。
「母はこんな時こうしてくれた。」
⇒母親とはそういうものだ。
「母にこうして欲しかったのに、してくれなかった。」
⇒わたしは子どもにはそうしないようにしよう。
そして、人から聞いた母、
本で読んだ母、
テレビでみた母、
そういったもので
実は母親像って作られてるんじゃないだろうか。
母親なんて生き物は、本当はいないのよね。
子どもを産んだオンナというヒトが
子育てをしている、
という姿があるだけだと思うのよ。
だから世間の目や常識にとらわれないで
人として自分らしく、
母親業をしたいだけすればいい。
もっと母は自由でもいいのかなあ、と思います。
みんなそれぞれ違う個性を持っているのだから
育児は100通り。
子どもの個性も100通り。
精神の自由さを大事にしていきましょう