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2007・アメリカ
監督・マシュー・ヴォーン
出演・クレア・デインズ、チャーリー・コックス、ミシェル・ファイファー、ロバート・デ・ニーロ
ストーリー
「ファンタジー」という言葉を聞いて、多くの人が連想する要素が、本作には、これでもか、これでもかと詰まっている。まさにファンタジーの王道作品だ。流れ星が地上に落ちて美女に変身し、彼女と出会う青年。ふたりを中心に、永遠の命を得るために流れ星を400年間も待ち続けた魔女の三姉妹、いまだに王位継承に未練がある亡霊となった王子たち、さらに空飛ぶ海賊らが入り乱れる。物語は二の次で、彼らの冒険と戦いを素直に受け入れられるかどうかが、本作にハマるポイントか。
長い石壁によって、人間の世界と魔法の世界が仕切られているという設定が分かりやすくていい。主人公の青年が壁の内と外を出入りすることで、観ているこちらも現実とファンタジーを行き来する。大物キャストの怪演も見どころで、とくに海賊役のロバート・デ・ニーロはかなり自虐的なシーンにも嬉々として挑戦。名優のハジケぶりやクラシカルなビジュアルを心から楽しめるのは大人の映画ファンであり、このあたりは「ハリー・ポッター」シリーズなどと一線を画している。愛と冒険というテーマを、まっすぐに追求した姿勢も清々しい。
感想
ファンタジーですね~!これはなんか世界に引き込まれました。
話もわかりやすいし!
主人公のトリスタンは憧れの女性に流れ星をプレゼントしようとした。
イングランドと「壁」で仕切られている魔法の国へ。
そしたら「星」は美しい女性(?)だった!!!
→流れ星(笑)
「星」の心臓を食べたら永遠の命と若さが手に入ることから、魔女たちに狙われる「星」。
しかも星が拾ったルビーのペンダントは魔法の国の王の証。
王子たちが血眼になって探しているものだった。
↑魔女たち。
↑王子たち(笑)
王子たちは生き残ったものが王となるので、戦う。殺されちゃったら幽霊となって和気あいあいと(笑)
まぁ、「星」が狙われまくって、主人公は星を好きな子にあげるために「星」を守って連れて行こうとする。
でも数々のピンチを乗り越え、仲間もできる。
船長!いい奴。
最後も、王子対魔女対主人公の闘いも面白かった!
母親にも再会できたし。
なんと言ったらいいかわからないですが、これは子供っぽいファンタジーなかんじじゃなく、ちゃんと中身のある大人の楽しむファンタジーなかんじですね。
そもそも子供が出てこないですからね(笑)
世界観もぐっとあるし、全然飽きない2時間でした。
自分もそこで冒険して歩いているような気になります。
ほんとに美術も音楽も繊細でステキに作られているし。
愛にあふれる作品、でもコメディ的な部分もあり、シリアスなグロい表現もあったり。
個人的には王子たちの幽霊のヤジなんかが受けました。
この世を客観的に見て面白い発言をしまくります。
なんかそれも皮肉なような・・・。
だから王子が死んでもすぐ幽霊になるから、悲しくないようになっていますし。
主人公が冒険を通じて成長していくのもいいですね。
当初の目的とは裏腹に本当の愛に目覚めるのも、自然な成り行きで、好きな人って変わらないのが定番ですが、全然違和感無く受け入れられます。
なにはともあれ癒されます。