欲求と欲望

欲には２種類あります。


「欲求」と「欲望」です。

「欲求」とは

欠如しているがゆえに、それを必要として求める行為。

生命を守るため、成長するために、必要なものを手に入れるための本能。



「欲望」とは

欠如していないのに、欲する行為。

本当は持っているのに、他人と比べて自分が劣っていると思うと、際限なく欲しくなる。 



足るを知る


すでに持っていることに気づき、現状に感謝しようということ

つまり「欲望」を抑えるということです。


「欲望」は際限がありません。

自分と他人を比較して、自分のほうが劣っていると感じたら、どこまでも求め続けます。


しかし、どこまでいっても、上には上がいますから、満足することはできないのです。


だから「欲望」は持たない方がいいですね


しかし「欲求」は無ければ、人は成長することができません。


わたしたちの中では、「欲求」と「欲望」がごっちゃ混ぜになってしまっています


「欲」を出してはいけないと言われると、
「欲求」まで抑えてしまおうとするのです。

だから、苦しい

だから、我慢しているのに、ちっとも幸せになれないし、成長もしない。

身に覚え、ありませんか



「欲を出さない」というのは、
「我慢する」ことでも、
「キレイ事を並べる」ことでもありません。


【欲望】に振り回されないということ


もっと「欲」を持ちましょう。

「欲」に忠実に生きましょう。

それがシアワセになるために、成長するための欠かせないことなのですよ

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