ライブリバント(一般名アミバンタマブ)
2025.5月頃から始まった新しい薬剤
副作用としては
•インフュージョンリアクション
お薬の注入に伴う反応、だいたいが初回投与の
24時間以内に起こり、息苦しさ、発熱、血圧低下
、皮膚の痒みなどのアレルギー反応。
yuyu-tsuは初回の時に息苦しさがあって、夕方には湿疹がでて、でもそれぞれ様子みて落ち着いた。
•間質性肺炎
お薬によって肺の細胞が傷ついて起こる肺の炎症。
風邪ににたような症状で始まり、進行すると重症化する。
これに関しては、タグリッソの時から重大な副作用の一つで、時々CT撮って確認したりしているが、今のところ問題なし。
•重度の皮膚障害
発疹や皮膚の炎症、皮膚の乾燥が起こる。
タグリッソもそうだけど、分子標的薬は皮膚に副作用がでることが多い。
皮膚の表面組織への影響がすごく、切れたりするとなかなか治らない。
実際に、入院中に便秘だった時、お尻が切れちゃって、、、。その時からずっとヒリヒリしている。
お薬もらって塗っても治らない。
そのあとも職場でシュレッダーかけてる時に指先を紙で切っちゃって、、、。
その傷が2ヶ月くらい治らない。
ぶつけちゃうと血まででてくる。
だからなるべく皮膚に傷つけないように過ごす。
yuyu-tsuはタグリッソの時から爪囲炎がある。
主に手指。1本か2本くらい。
でも、ライブリバントになってからは
手指4本から5本。
いろいろケアして悪化(肉芽化)は防いでも
良くはならない。
足の指にも1本爪囲炎!!
まだ軽く済んでるけど、いつ悪化するかもわからない。
タグリッソの時より、より一層皮膚の乾燥!
お風呂上がりに保湿剤を塗り塗りするけど
それでもガサガサしてる感じがある。
シミも増えたし、皮膚の状態はライブリバントになってからのほうが悪い。
ライブリバントだけではなく、抗がん剤の影響もあるのかもしれないけど、なんだか肌を見る度ショック(..)
•静脈血栓塞栓症
血管の中に血の塊ができて詰まってしまう病気。
足の血管に飛んじゃうと深部静脈血栓。
足が腫れたりむくんだり。
これについては、今のところ問題ないが
月に1回は血栓ができていないか?の採血をして
経過をみているみたい。
•体液貯留
体の中の水分のバランスが崩れて起こる浮腫
(末梢性浮腫)。
浮腫が出る方は多いらしく、先生からも何度も言われる。
「足がむくむ方多いので、よく観察していてください」
診察の度にむくんでいないか確認される。
私は浮腫がないけれど、たくさんの方がいらっしゃるんだなぁと先生の話からもわかる。
yuyu-tsuは、治療すると低アルブミンとなる。
でも特にむくみもなく、腎機能も肝機能もさほど悪化しない。
はたからみたら癌サバイバーとはわからないだろう。
多くを語らない夫なので、慰めもしないし、励ますこともしない、共感もしない。
でも私が辛い時は黙って家事をやってくれる。
それには感謝なんだけど、
「アルブミンが毎回低いので、かなり体にはこたえてるんだろうねぇ。」
と、しみじみ語った先生の言葉が、
なんだか心にしみちゃって。
言葉にするって響くなぁと思った。
あんまり辛い辛いと言えなくて、
負けないぞと思うからこそ頑張るぞーと気合入れて。
もちろん動けない時に無理はしないけど。
採血のデータみただけで、
私自身が言葉にしてないけど、
辛さをわかってもらえた気がして
先生が主治医で良かったなと思った。
•重度の下痢
これに関しては、便秘にはなったけど下痢には
なからなかったので特に問題なし。
ライブリバントの副作用としてでてくるのは上記。
細かい副作用としては他にもあって
•疲労感
とにかく疲れる!
怠いとかより疲労感。
横になって休んでいても疲れる。
買い物に行かなきゃと思うけど疲れて行きたくない。
休みの日お出かけすることが減った。
•頻脈
治療後5日目くらいで頻脈がでる。
少し動くと120くらいまでなって血圧も少し下がる。
先生からは可能性としてはインフュージョンリアクションの一種なのかもしれないと言われる。
アレルギー反応を起こしてるのかもしれないと。
でも、他には聞かないらしい。
だから先生としてもなぜかはわからない。
心機能検査したが問題なし。
脈も不整脈ではなく、リズムは一定の頻脈。
疲労感がより一層ひどくなり、頻脈が出る時は
何もできない。
こんな日は何もしない!
長くなりましたが、ライブリバントの副作用こんな感じです。
副作用は人それぞれ違うので、あくまで私の症状で参考になるかわからないけど、
特に頻脈はいないらしいです。
何事も考え方と捉え方次第だと思ってるので、
悪化していないことを喜んで
副作用も薬のせいだから薬効が落ち着けば
症状も落ち着く!と捉えるようにする。
下の写真はすき焼き(^^)
少し塩味を感じるけど美味しくいただいた〜
