2024中国茶産地訪問⑰鳳凰鎮烏崬村李仔坪の茶樹 | 船橋市茶文化資料室

船橋市茶文化資料室

旧・Jun’s茶日記blog
日本茶インストラクター&リーダー
悠々茶館主催【茶書を読む月茶会】書籍
2020-2024/2中国唐代・陸羽『茶経』
2024/3~現在・『茶の民族誌ー製茶文化の源流』

2024中国茶産地訪問⑰鳳凰鎮烏崬村李仔坪の茶樹

撮影:20240515 撮影場所:鳳凰鎮烏崬村李仔坪地区

烏崬山の天池から降りて李仔坪という小さな集落に寄った。烏崬村には①李仔坪、②湖厝、③下寮、④中心寅(沿)、⑤楚地厝、、⑥桂竹湖、⑦獅頭脚7つの自然村を持つ。中に李仔坪、中心寅(沿)、獅頭脚の茶は最も知名度が高い。また「宋茶1号」のようなスター茶樹もこの村にある。

街は綺麗に整備されている。

訪ねた日は、丁度春茶が終わった頃で茶農家が工場を清掃していたところだった。日本の一番茶の終わり頃と同じ風景だ。町の入口に若夫婦が清掃していた時、私たちが覗いてみたので「お茶を飲んでいきますか」と声をかけられ、試飲することになった。

試飲したのは今年の芝蘭香。まだ荒茶なので非売品。

試飲の後、茶畑をみたいと言ったら、快く自分達の老叢茶園をみせてくれた。図鑑にも載っている実生芝蘭香。中葉。小喬木。樹齢200年。写真が写っている張さんのお爺さんの先祖が植えた木。

他に100年位樹齢の茶木が数多くあり、茶の育成の歴史がかなり古いとのことだ。