晋山式(しんざんしき) | 佐藤裕也眼科医院のブログ

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 1ヶ月程前になりますが登米市の菩提寺で住職の代替りの儀式があり、私も出席しました。今までやってきた住職は80才となり、次の世代を子息に継ぐという行事です。実は、本堂に隣接して「聖徳太子堂」という建物があり、かなり老朽化していたのを再建した(少額の喜捨もしました)落慶法要もおこなわれて、二日がかりのおおががりな行事でした。私は初日の落慶法要だけの出席でしたがお坊さんが宮城県の各地から、100名程参加して、仏教用語なので意味は全くわかりませんが「首座入寺式」「結制土地堂念誦」など30分から1時間毎に本堂内のレイアウトが一分の隙もなく変更されて読経。それも多分リハーサルなしで行われるのですから圧巻の眺めでした。お坊さんの修行にはこのような行事を完璧にこなす、という訓練もあるのかなと思いました。半日も読経を聴くのだから居眠りでもしてやりすごそうと考えたのが浅はかでその場の緊張感がすごく、居眠りなど全く出来ない雰囲気でした。一生経験することがないような儀式に参加出来て大変名誉なことでした。喜捨に対する感謝状をいただいて何よりも嬉しい記念となりました。