エア断震 | 佐藤裕也眼科医院のブログ

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 聞きなれない言葉です。地震が来ると圧搾空気を家の土台に吹き出して、家を土台ごと持ち上げるという耐震構造のことを言います。登米市の古民家を改造して作った分院の建物にエア断震装置を設置していたのです。これが今回の震度6強の地震にうまく作動してくれました。夜中に見廻ってくれた分家の人達から”無事でした”と連絡をもらい安心したのでした。早朝にメーカーからも問い合わせの連絡が入り、大変喜んでいたそうです。テーブルの端に置いたポットが全く動かず医療器械も、寸分たがわず以前の位置のままでした。日中になり医療器械会社の方々が点検に来てくれましたが、あまりの見事さに(あきれて?)全く異常なしの電話をくれました。…行く必要などなかったのに…というのは私の心の声です。中古の木造住宅を改造する際に耐震基準をクリアするのに知恵を絞って探し当てたエア断震装置でした。土台に特別な構造が必要ですし圧搾空気を作るコンプレッサー、それをためるタンクも必要ですし、地震と同時に起きる停電を想定して大きめの自家発電機も必要になります。かなり大がかりな工事になり、金額もそれなりにかかりましたが1ヶ数千万円もするコンピューター内蔵の検査機器が何台も置いてある診察室が大地震で被害ゼロ、と言うのは何にも代えられないメリットです。「金を余分にかけるのが趣味!」と家人に文句を言われていますが、今回はかけねなしに安くついたエア断震装置への投資でした。