診療報酬請求事務のこと | 佐藤裕也眼科医院のブログ

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 毎月10日に前月の診療内容をまとめて支払基金又は国保連合会に提出します。紙ベースではなくオンラインで送ります。事前に病名と診療内容の不一致がないかどうか、入念にチェックしますが、たまに病名の記入もれがおきます。

 その際支払基金から「診療内容の不一致です」というメモがついて紙ベースで「返戻(へんれい)」されます。修正をして再提出しますが、1年近く過ぎて却下されてくることがあります。

 何故1年近くかかるのかは不明ですが、再提出が却下されるのです。病名もれを認めて再提出しろと言われてそのようにしたのに却下です。その場合、患者さんの自己負担金(3割)を現金で本人に返却、更に請求そのもの(レセプト)を取り下げます。診療がなかったことにするわけです。その結果、患者さんは高額の治療(手術を含む)を受けたにもかかわらず料金ゼロ、全額医療機関の持ち出しになります。医療機関のペナルティは我慢するとしても、無料で高額な治療を受けた患者さんが現に存在する、という事実をどう考えたらいいのでしょう。医療技術をゼロにするひどい制度です。

 ふり返れば診療内容不一致で返戻されて、再提出して認められたことはほとんどありません。形式だけの返戻などはじめからなければ当院の事務も少しは楽になるというものです。