容疑者Xの献身 東野圭吾
読みました。最高傑作でしょうね。
これを超えられるんでしょうか?
まっっったく予想してなかった結末。どんなトリックを使ったのか服脱がしてたし冷やしてなんか時間おかしくしてんのかな?とか色々考えたのがアホらしいくらいまさかの結末でした。
まず、人をあんなに愛したことありますか?
いいことだとは全く思わないけど、石神の人生はあれで良かったんじゃないかって思う。
まず死体は2体。あっぱれですね。
嘘はバレるから警察に本当のことだけを話せばいいように次の日にもう1人殺してるとは。
自分も庇って嘘をついて刑務所に入ろうとしても嘘はバレるから本当に次の日殺してるし本当のことを言うだけ。全て完璧。
アリバイがしっかりあるけど、裏が取りずらいところがあるからこそ崩したくなる人間の心理もついていく。
元奥さんを疑えど疑えど殺した証拠はなさすぎる。
ほんっっとよく考えられてる。
東野圭吾さんここまで考えられるなら殺人できちゃうじゃんって思うくらい。
ついでに映画も観てきました。
最初に石神が通勤してる風景が映ったときベンチに技師が座ってた。次湯川と通ったとき誰も座ってないベンチだけが映ってた
技師死んでるやーん!伏線ですね。
配役はちょっと本読んだ私からしたら納得できないとこあったけど、まあまあまあまあ
話が入ってこないほどじゃない。雪山のシーンいる?って感じだけどもしかしたら石神は湯川を殺そうとするかもみたいなドキドキ感が欲しかったんかな?
まあとにかく満足です。
あっぱれ
