先日うちの長女(2歳6ヶ月)が、アメ玉を喉につまらせる誤飲事故を起こしました。
幸いすぐに対処したので、大事にはいたらず救急車や病院のお世話になることもなかったのですが、ちょっとした油断で大事故につながりかねません。
どなたかのお役にたつかも…?ということで、恥ずかしながらもブログに書き残しておきたいと思います。
うちの娘、2歳なのですが、上に二人お兄ちゃんがいることから、ときどきお兄ちゃんたちのアメ玉をもらってなめていることがありました。
実は、この次男もアメ玉を喉につまらせたことがあるので、我ながら「またかよ!」という感じなのですが、なにしろ、お兄ちゃんたちのものはなんでもほしいので、あげないと大騒ぎ。
イヤイヤ期なのもあわさって、阿鼻叫喚の地獄絵図になります。
とにかく3人で大騒ぎされると、こちらももたないので、「いいや、食べとけー!」みたいな感じになっていたのです。
「あめちゃんちょーだい」
夕飯の準備をしている最中に言われて、「はいはい、食べときな」とわたしたのが、桃味のフルーツキャンディー。
小学生のお兄ちゃんの、おやつ交換のために買ってあったものです。
自分で小袋は開けられないので、開けてあげて手渡し。
これまで何度も食べていて、問題はなかったので、油断もしていました。
突然苦しそうな声が…
応急処置
確認すると、呼吸は出来ていました。
腰のあたりを抱き上げて、上半身を逆さまにし、背中を4,5回叩きます。
まだ出てこず、「おえっ」という感じで、吐きそうな状態。
1歳以上は「ハイムリック法」というのを思い出し、みぞおちのあたりを圧迫してみますが、イマイチ効果が出ているのかわかりません。
直感的に「ややこしいことやっているよりも、逆さまにして叩いたほうがはやい!」と感じて、もう一度逆さまにし、背中を2,3回叩きます。
娘も苦しいので、逆さまにしても背筋のトレーニングのように頭をあげようとしてきました。
そのせいか、なかなか出てきません。
もう一度、無理やり頭を真下に向けさせて、背中を2,3回叩いたところで、コロンと飴が床に転がりおちました。
大泣き~泣き疲れて寝落ち
大丈夫?と聞くと、泣きながら「だいじょうぶ」と。
本人もだいぶショックだったようで、しがみついて大泣きしていました。
お水を一杯のんで、落ち着くと、抱っこのまま寝落ち。
ようやく、一息ついて台所に目をやると、「冷凍庫が開きっぱなし…」なんていうオチもありましたが、無事で一安心。
思ったこと
普段、娘が飴を欲しがったときには、棒付きのキャンディーを上げていたのですが、ちょうど切らしていたこともあって、普通のアメ玉を与えてしまいました。
事故って、やっぱりイレギュラーな瞬間に起きるんだな~というのが一つ。
ハイムリック法に関しては、どこかで救急講習を受けていないと、とっさには出来ないのではないか。…というのも実感しました。
小さな子どもの場合は、頭を下にして背中を叩くのが、いざというときには一番やりやすかったです。
ただ、この場合真っ逆さまにすると、落下させてさらにケガをさせてしまう危険もあるので、要注意。
あまり高い位置に持ち上げない、下に布団やクッションなどのやわらかいものを置いておく必要があります。
今回は、喉に詰まったものの、窒息までは行かなかったこと、すぐに気づいて対処出来たことで、事なきを得たのですが、何にしろ、ちいさな子どもにアメ玉はやっぱり厳禁です。
特にお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる子は、アメ玉を食べてしまう機会も多いと思うので、どうぞご注意ください。
私も以後気をつけます…。
アメ玉の誤飲事故について対処法や、起こりやすい状況などをまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。