ボリウッド東京ロケ! | インド映画噺

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主に映画の、主にインド映画の、あとその他の小咄を一席。
↓こちらも参照くださいな。
インド映画夜話
http://yuurismo.iza-yoi.net/hobby/bolly/bolly.html

「あ、あの人、カメラの前にいて、しかもジャッキー君とアイコンタクトしてる」
「えーズルーい」
「え、皆さん詳しいですね。ジャッキーさんって言うんですか? あの方ご存知なんですね」
「え? えぇまぁ。ここの数人はインド映画ファンですから」
「へええ。スゴいですね。じゃあ、あの男優さん、インドじゃ超有名人なんですね?」
「え? …えーと…いやまあ…」

 …なんて事を、ボリウッド撮影中にエキストラの方と話してたよ!(・∀・)


 突然降って湧いたようなボリウッドの東京ロケがあると聞いて「マジでぇぇぇー!」と叫んだのは、鳥取で今年4作目のタミル映画来日ロケが始まるって言って「あのタミルのトップスター ヴィジャイが来てる!!!!!」と騒いでいた頃。

 東京でボリウッドロケのためのエキストラ募集、と言われてにわかに信じられない中で実際に新宿は歌舞伎町にあるロボットレストランで撮影に参加された方々の話を聞くと、もーいてもたってもいられなくなるわけですよ。
 ウキーでも仕事ガー平日ガー時間ガーとか悩んでいる時に、新宿ロケに参加されたmiki様、Coco様に背中押されて「ロケ開始から参加します!」と宣言したのは水曜日。
 翌10/31木曜日の六本木に向かうため、「ハロウィンパーティー中のクラブを撮影する」と言うロケ現場に馴染む仮装グッズを探すも、付け焼き刃ではどーにもならず…とりあえず見繕ったもの全部まとめて六本木へと出発しましたさ。

 今回、東京にやって来ていたのはヒンディー語映画「Youngistaan」の面々。
 主演男優はジャッキー・バグナーニー。
http://en.wikipedia.org/wiki/Jackky_Bhagnani
 主演女優はネーハー・シャルマー。
http://en.wikipedia.org/wiki/Neha_Sharma
 助演のケーヨーズ・イラーニー(ボーマン・イラーニーの息子)。

 六本木着いて一服してから、会場の方に向かうと大量のエキストラを引き連れた主催者とばったり出会い「さあ、入って入って」と会場に自動で連れ込まれ、適当に座り込んでエキストラの人たちとぎこちなく挨拶しあっていた。
 参加エキストラは、ほとんどがちゃんと事務所登録してる人たちで100人弱くらい? 全身仮装の人もいれば、全く仮装なしの人たちもいる。そのうち、何人か知り合いの人たちを見つけて興奮しまくるインド映画ファンオフ会みたいになっていた。

 その後、踊るジャッキーを見て「ウダイに似てる」「いや、ランビール・カプールを意識してそう」「サングラスしてると、遠目はカラン・ジョハールっぽい」「リハだからか、踊りにキレがないねぇ」とか好き勝手な事言ってました。ゴメンちゃい。
 ロケ自体は午後2時~夜中10時過ぎまで、とエキストラ事務所には連絡されたらしいけど、待ち時間が一番多いのもまあ、映画らしいと言えばらしいのか、ただのインド時間なのか。ばたばた走り回るスタッフはヒンディー語で色々語っていたのに、かけ声になると全部英語でしたわ(ミュージカルシーンだからか、カチンコの代わりに指笛で撮影止めてたのが印象的)。
 後で、休憩時間前後に、スタッフと映画ファンの皆様がボリウッド話で盛り上がってるのに混ぜてもらったら「ディル・セ」でカメラ回してたとか、「恋する輪廻 OSO」で働いていたとか色々出て来るんで、そっちがヒートアップ。
「日本語でHelloは、Sayonaraでしょ?」
「違う違う。それはGood Bye。フィルミレンゲとかになるよ」
「日本語だと、Konnichiwaか…Hiでいいよ」
「なんで君ら、そんなにヒンディー知ってるの?」
 …とか言ってたっけか。ああ日本のインド映画ファンと「Love In Tokyo」は偉大なり(自分はヒンディーは数単語のみ。英語は文意によって8~5割程度の理解力だけど。しかも聞き取りだけで話せなーい)。

 午後8時にもう一回ロケするかも、と言うんで会場に戻ってみても一向に始まる気配がないのでずーっと待ってたけど、結局終電が恐いので10時半くらいに切り上げて帰っちゃいました。その数時間後に一瞬だけ撮影したとかしないとか…?
 その節は、お相手頂いた皆様、エキストラの皆様、特に是非行くべきと声をかけて頂いたmiki様、Coco様には感謝いたしまする。
 これはまさに一生の思い出になるでしょうけど、これからもっともっとインド映画が日本と近くなって行きますよーに!


 あ、そうそう。
 冒頭の会話には「売り出し中の役者」って答えといたけど、間違いじゃないよね?