こないだ娘が
唐突に
もうすぐ六年生なんだから
とか言われるの
もう、ほんまめんどくさいわ
って言ってきて。
面白いなーと
いろいろできることが増えてきたから
頼られてんじゃないの。
って、返したんだけど
いや、ちょっと待てよ。
それって表面的なことだよな。
と思いなおし。
六年生らしく
最年長らしく在れ、ってのを
押し付けられてるように感じてのかな。
だから
めんどくさいって思ったん？
と、聴いてみた。
どうやらそうらしい。
いや、それな。
めっちゃわかるわ。
首がもげそうなほど納得。
ふだん私は
娘には
お姉ちゃんなんだから
女の子なんやし、とか。
息子にも
男だったら泣くな。
男らしくしろ、とか
極力、言わないようにしてる。
けど、態度に出てるかもしれない。
私は言われてたかな？
お姉ちゃんなんだから
って、無言の圧。
うっすら感じて先に行動してたな。
んで、きっと
周りにも褒められたんだ。
よくやったねー。
さすがだねーとかって。
だから
大きくなると
女の子なんだから
お母さんなんだから
にも、うまく順応して
動き回るようになった。
はー
今は、それを
少しずつ壊そうとしているところ。
未だに、クセが出てしまう。
らしく在るって
その役割を押し付けることでもある。
両親に対しては
完璧な存在を求めてたし
夫に対してもそうだ。
お父さんなんだから
家族の大黒柱であってほしい
お母さんなんだから
子どもに常に寄り添い見守るべきだ
社会人なんだから
いつまでも学生と一緒じゃだめだ
とかとか。
きびしー！
当然、自分にも求める。
栄養士なんだから
レイキマスターなんだから
カウンセラーなんだから
お母さんなんだから
奥さんなんだから
・
・
・
もし、憧れの
らしくなりたい に なれたら？
私の当時の答えは
完璧な存在になれる。
だった。
目指すのは素晴らしい。
けど、裏を返すと
この前提は
なれなかったら
ダメな存在なわけだ。
もう、あーあ、だよ。
今の私、こんなんだよ。
栄養士なんだから、毎日手作りでしょ
⇒ ありえん
できるだけ手抜きしてる
レイキマスターなんだから、波動はずっと高いままでしょ
⇒ ありえん
上がったり下がったりするわ
カウンセラーなんだから、悩みなんてササっと解決するでしょ
⇒ ありえん
根っこの深いものほど逃げ回るもの
お母さんなんだから
奥さんなんだから
子どもや夫のことは一番わかってんでしょ
⇒ ありえん
近すぎて見えないことも多い。
ありえんことだらけ。
理想と現実って違うのよ
でも、やっててよかったこともある。
自分のメンタルと波動は繋がってるし
上がり下がりにも敏感になれたこと。
手抜きでも
身体を調える食を食べさせられること。
取り返すだけのスキルを持ってること。
いろんな役割をこなしてる自分は
なんの役にも立たない
テキトーでアホな私だ。
でも、きっとそれがいいんだ。
この中心にいる
テキトーでアホでドジな私を
否定している限り
役割をこなそうと頑張り
らしく在り続けようと空回りする。
焦って結果を出そうとする。
無駄ではないだろうけど
いらん努力だったなぁと思う。
やらなくていいんなら
そこに費やした時間を
もっと楽しむ時間に使いたかった
淡路島レタス大量消費の日々。
スープに入れるとたくさん摂れる。
で、娘には
できることが増えると
周りからは期待されるし
こうあるべきにおさめたがろうとする
でも
やりたければやればいいし
やりたくないのに
その人の価値観に合わせなくていいし
期待になんて応えなくていいよ。
って言った。
これね。
自分にも言ってるのよ。
記事を読んでくださった皆さんも
らしく在り続ける窮屈さを感じたら
チャンスだと思ってね。
役に立とうとする生き方を経て
役に立っても立たなくても
どっちでもいいから
楽しいと感じる方向へ。
なかなか怖いことなのだけれども
私のチャレンジでもあります。
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