私は大阪で育ち
大阪で結婚と出産を経て
家族を持った。
お互い実家も大阪。
転々と住み替えたものの
大阪からは出たことがなかった。
そんな私たちが
縁もゆかりのない
淡路島へ移住して夏で５年になる。
土地や空気が大好きで
とても気に入ってる。
ごはんは美味しいし
空気も美味しいし。
海も山も綺麗。
コロナがあって、ここ淡路島へも
移住希望者が増えたと聞いた。
首がもげるくらい納得。
都会での生活を
充分にやってきたからこそ
納得できる。
ずっと田舎に住んでると
田舎の良さはわからんし
ずっと都会に住んでると
都会の良さもわかんない。
都会は
人も、行きたい場所も
すぐなのはいい。
例えば
あべのハルカスにオープンした
神農生活とか。
住んでたら入り浸ってただろうなぁ。
田舎は
ほとんど三密なんてない。
普段、広いところで過ごしてるから
たまに都会にでたら密集がしんどく感じた。
特に満員電車
大阪にいるときは
無農薬の野菜やお米じゃないと
空気も綺麗じゃないと
って、思ってたけど
こっちにきてみて
自然に癒されることが多くって
絶対に無農薬！ってのは
ぐっと低くなったように思う。
この自然の大地から
生まれ育ったモノなんだから
どっちもいいよね。という感じ。
ご近所さんから
野菜やお米をいただく事も増えて
無農薬だから◎
農薬いっぱいだから✕
ってのではなく
育ててくれてありがとう。
命をいただきます。
って、素直に思えるようになった。
それで改めて。。。
無農薬が良いという
その原動力ってなんだろう？
と、ふと思った。
農薬がたっぷりの野菜。
（日本の基準値は相当高いんだってね
栄養価も低くなってるらしい。
食べたら何か
悪い影響が出るのでは。
恐い。
そう。
不安から選んでたんだ。
だから
無農薬は良くて
農薬はダメ。
という決め方になる。
そうではなく、
美味しいか、美味しくないか？
自分の感覚をもっと信じて選べたら
農薬云々のデキレースからは
離れられる。
淡路島でも、無農薬の農家さんも多くいる。
誰が作ってるかわかってるのって安心。
これからは、美味しいかどうかで
選ぼうと思う。
その時の体調によっても変わってくるし。
こっちの方が楽しいよね。
そういや私も
自分で畑やりたくてさ。
車で走ってると
空いてそうなエリアも結構ある。
ただ、借りるにしても
なんせ土地が広いんで
1人でできる自信もなく。。。
家庭菜園レベルでいいんだけどな
と、まあ。
こっちの生活が
ふつーになってきたところに
大阪で料理や中国茶教室をしてたアパートを引き払うことを決めた時の記事がでてきた。
大阪を離れて移住することだけは決めていた。
マンションも売り、仮住まいの家にいて
移住先を探してるタイミングだった。
今から思うと
住む場所も決めてないのに
よく突き進んだものだ。
私の人生の岐路は３つある。
OLを辞めて
栄養士の学校へ行こうと決めたとき
離婚して１人暮らしを始めたとき
家族で淡路島へ移住しようと決めたとき
ぐわっと肚の奥からこみ上げてくる
エネルギーで頭で考える前に行動していた。
大きい舵取りは上の３つだけど
大なり小なり
人生は岐路だらけ。
失敗することも
損することだって、あるだろう。
そこで
自分を責めるのは、もうやめよう。
今も、これからも
人生の選択の上に
私たちは生きている。
卒業することも
新しく始めることも。
念願の大同電鍋
新しいこと始めたくなるのは
こないだの新月の影響だね。
ツシマミチコ