今回は、私からみた良い落馬の仕方をお伝えしようと思います。

 

 

 

 

乗馬していると、高さだけでも地面から1,5mくらいあり

 

動きながら様々な姿勢で落ちるので

 

頭や腰など重要な部分や

 

手や足など折れやすい部分の

 

どこから落ちるか分かりません。

 

 

馬から落ちるのは怪我の危険を伴います。

 

できればしたくないものです。

 

 

 

それでも落ちてしまいそうな時、どのように落ちるのが理想的なのでしょうか。

 

 

 

 

 

私は、10代から競走馬の調教を始めました。

 

乗り始めた牧場は昔ながらの手荒い調教法だったため

 

馴致もそこそこにすぐ鞍を付けて乗っていました。

 

 

毎日暴れる馬に跨ってロデオ状態が常です。

 

馬たちは死に物狂いで逃げ出そうとあの手この手で落としかかっていました。

 

 

そのテクニックは様々あります。

 

 

 

立ち上がる

 

走っている状態から急に止まる

 

急に斜めに曲がる

 

真横に飛ぶ

 

真上に飛ぶ

 

全力でひたすらバックし続ける

 

しゃがんで寝転がってしまう

 

後肢でライダーの足(鐙)を蹴る

 

しりっぱねする

(お尻を跳ね上げる)

 

かぶる

(背中を頂点にして頭とお尻を下げた三角形でぴょんぴょん跳ね上がる)

 

ひっかかる

(ハミを銜え込んで制御不能にして暴走、止められなくなる事)

 

 

 

※現在は調教法も変化していて初期馴致を丁寧に行っているので乗馬する時には従順になっている事が多くなっています。

 

 

 

 

私が経験したり見たりしてきただけでもこれだけありました。

 

それを受けてはたまりません。

 

 

乗り始めて1年は毎日落馬していたと思います。

 

それでも落馬による怪我は一度もありませんでした。

 

落ちる度に、落ち方が上手になっていきました。

 

いつの間にかどんな体勢から落ちても空中で姿勢を直して足から着地できるようになりました。

 

落馬をしても怪我をしないので落馬の恐怖がなくなっていきました。

 

そしていつの間にか馬の扱いを覚えて落馬もしなくなっていきました。

 

 

その後、20代になってからいままで落馬をしていないと思います。

 

 

 

30代の今は落馬をして怪我をしない自信が薄れています。

 

落馬が怖くなっています。

 

身軽ではなくなってきているので落馬はしたくありません。

 

それでも落馬をしそうだと思ったらどうするか。

 

 

 

手綱を持ったまま

 

飛び降ります。

 

そしてまた飛び乗ります。

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、おすすめの落馬の仕方に入ります。

 

 

 

瞬間的に振り落とされる場合は意外と怪我をしないのではないでしょうか。

 

 

怪我をしやすい落馬は、落ちる前に姿勢やバランスを一時崩しています。

 

鐙を踏み込んだり

 

手綱を引いたりぶら下がったり

 

様々な形で何とか落ちないようにしている人が多いように思います。

 

そこで踏みとどまる事ができる場合は良いのですが

 

踏みとどまれなかった場合、とんでもない姿勢で落ちてしまいます。

 

ノンコントロールなのでどこから落ちるか分かりません。

 

非常に危険です。

 

 

飛び降りれば、ある程度姿勢をコントロールすることが可能です。

 

 

 

 

 

 

『 落馬時の心構え 』

 

 

限界まで無理をしないで降りることも選択肢に入れる

 

 

手綱を離さないように心掛ける

 

落馬で手をつくと大抵折れます。手綱を持っていれば地面に手がつくことはないからです。

落馬後、馬を抑えきれなそうでなければ手綱を離して自分の安全を守っても良いと思います。

 

 

落馬中や落馬後は頭を守って馬から離れる

 

馬もできるだけ人は踏みたくないので避けてくれると思いますが、興奮している場合は間違って踏むことがあります。二次災害に遭わないように馬と距離を取りましょう。

 

 

 

一先ず以上です。

 

 

 

 

皆様が楽しく安全に乗馬ライフを送れることを願っております。

 

 

 

 

 

乗馬の際は、必ずヘルメットやプロテクターを装着する事をお勧め致します。