49日を過ぎ、納骨を終えた。
優奈は義父が一人で入っているお墓に義母の好意で入れてもらえることになった。
旦那は次男のため、本当は自分たちのお墓を建てなくてはいけなかった。
義母のお陰で優奈はお祖父ちゃんと一緒にお墓に入ることができた。
安心した。
お祖父ちゃんと一緒なら寂しくないよね。
お祖父ちゃんにいっぱい遊んでもらうんだよ。
義父は早くに亡くなっている。
義父もお墓に一人長い間寂しかっただろうと思うと、思ったより早く孫に会えて喜んでくれてるのかな?
そう思った。
亡くなった人の魂は49日までは現世にまだとどまっていて、
49日を終え、あの世に行くのだと言う。
優奈はもうあの世に行ってしまった。
もうほんとにいないんだ。
あの世で無事にお祖父ちゃんに会えたのかな。
ずっと死ぬことは怖いと思っていた。
想像がつかなかった。
でも、今は違う。
死ぬことは怖くない。
死ねば優奈に会えると思うと、死ぬことは怖くない。
むしろ、優奈に会えるなら死ぬのも悪くないな~なんて考えてしまう。
これはいい傾向なんだろうか?
私は病んでるんだろうか?
大丈夫かな、私?