昨日は脱力ができない人は
脱力する感覚を知らない
とお話ししました。
脱力できず、固い筋肉や筋膜のまま
運動や無理なストレッチをすれば
筋膜や筋膜が損傷するのは
簡単にイメージできるでしょう。
例えば、ウィンナーをボイルして
皮がパッツンパッツンになっているときに
ウィンナーを曲げると
「パキッ」と音がして
皮が破れて中から肉汁がジュワ〜(笑)
ウィンナーだと美味しそうです(╹◡╹)♡
でも
私たちの身体の中で同じ事が起きると
肉離れになって歩けなくなったり
ギックリ腰のような激痛を伴ったりします。
以前、海外で急性胃腸炎になったとき
余りの痛みに海老の様に腰を曲げて
ベッドに横たわりながら
安静にしていたにも関わらず
胃腸炎が治った後に
トランクを持ち上げようとしたら
「ギクッ」と嫌な感じの痛みが…
どうやら胃腸炎の痛みによる平滑筋の緊張が
比較的近い大腰筋や腰方形筋に伝わって
骨格筋までが緊張してしまったようでした。
幸い、なんとか普通に立てる位でしたが
動かすと腰周辺がチクチク痛むのです。
そんな時には
湿布に頼りたくなりますね(笑)
薬局には「これでもか!!」という程
たくさんの湿布が並んでいます。
湿布には温湿布と冷湿布がありますが、
体温を下げたり上げたりする効果は
あまり期待できないんですね。
なぜなら
カプサイシンやらメントールやらの
配合成分が神経を刺激するので
脳が「勘違い」させられているだけだから。
また、消炎鎮痛成分の入っていない
プラセーボの湿布を貼っても
そこそこ痛みが取れてしまう(笑)
これは湿布を貼る事で
「安心」するというメンタルの効果と
貼った湿布の張力によって
筋膜のひきつれが解消したことによる
痛みの軽減とも考えられます。
いずれにしても
不安は痛みを増大させますし
安心は痛みを軽減させます。
湿布についてはプラセーボ効果も含めて
依存では無く上手に使いましょう。
筋膜の緊張と癒着が減少すれば
QOLは確実に上がります。
この点については、また後日^_^
written by Yuumi