普通の小型ペット(猫・チワワ等)の場合、バーナーの点火スイッチを入れ時間(30~35分)が経てばお骨になっているので比較的楽な操作で火葬が出来ますが、小鳥やハムスターはそうはいきません。大変むつかしく神経を使います。


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まず炉の台車にセラミックマットをUの字型にし、それを写真のように立てます。そして倒れないよう耐火レンガを三方に置きます。こうしないとバーナーの炎と送風機の風でお骨が飛んでいきます。


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この状態でさらに小さく切った(30cm×40cmぐらい)セラミックマットをこの中に敷きます。このマットは火葬が終わりその上にお骨が残ります。それを収骨パネルに引き出す為の準備です。

炉に入れ点火スイッチを入れます。火葬時間は15分ぐらいですが、その間、何度も台車を少しだけ引き出し火葬中の状態を確認します。こうしないと火を当て過ぎお骨が燃え尽き無くなる事もあります。ですので小鳥やハムスターの遺体を火葬する時は、大変気を使い、特に立ち会い火葬の場合は余計に神経を使います。しかし飼主様もびっくりされるほどきれいにお骨が残り大変喜ばれます。



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