その確信がある限り、中々彼が心から消えてくれることがなくて、様々な矛盾を心の中で抱え、ひたすら悶えることになります。
その悶えは、ひりつくような痛みと極上の快楽が交互に押し寄せるような、そんな葛藤をあなたにもたらすことになります。
これは、一人では乗り越えられる気がしないほどに、かなりしんどいことなのです。
この1年半程のわたしの葛藤そのもの
そんなあなたは、何を考えているのか分からない彼らとはまるで違い、楽しいことが大好きで楽しいことを何よりも優先し、よく笑いよく泣き、あまり気が利くタイプではないけれど、周囲を笑顔に出来て、それでいて実はとても賢く鋭い洞察力と才覚の持ち主でもあるのです。
赤文字部分、特に太文字...わかる...
好き避け君のように鉄の意志があるわけではなく、ちょっと意志が弱いところがあるけれど、だからこそ人の弱い部分にも理解を示してあげられる優しさと明るさとおおらかさ、そして人並みならぬ我慢強さと根性を持ち合わせた勇敢な性格なので....
鉄の意志もないし、むしろ意思が弱いw けど人並みならぬ我慢強さと根性ある勇敢な性格..
もうコレわたしの自己紹介文にしようかなw
彼に出会うまでは、あまり本気で生きていなかったあなたですが、彼の持つガチ感にインスパイアされたあとのあなたが見せる本気度というのは、彼がとてつもないプレッシャーを感じて身震いしてたじろぐほどの驚異的な威力を見せつけるからです。
自覚ある...w
ただ、あなたは思いやりや絆が生まれるあたたかい場所を本来の生息地としていますが、好き避けくんはそこには生息できません。
彼らは、和気あいあいとした、譲り合いと助け合いの精神が軸にある空間にいると呼吸困難を起こしてしまうからです。
そう、そうなの。これすごく感じてたの。
なんか住む世界観違うって言うか...
そういった世界ではどうしても生きられない彼らは、主に戦いや競争の世界を生息地としていますから、くっきりとした上下関係に依存していますし、勝負や権力を軸とした人間関係の中でしか息が出来ないのです。
そんな二人が簡単に分かり合えるはずもなく、だからといって無関心でいられるはずもなく、お互いが思いやろうとすればするほど誤解やすれ違いが生じてしまい、一歩間違えれば一触即発の憎しみ合いの戦争に発展するのは必然でもあるのです。
確かに数回あった。
一触即発の憎しみ合いの戦争...w
だからこそ、尊すぎるあなたを自分のいるコントラストが効きすぎた殺伐とした世界に巻き込みたくなくて、近寄りたくても近寄れないものとして愛おしいあなたを遠くから指を咥えてただただ見ているしかなくなることがあるのです。
どんなに欲しいからといって欲しがってしまっても、少しのすれ違いから戦争にまで発展してしまうので、手も足も出せなくなるのです。
本当は誰よりも優しく接し、命をかけて守るべき存在のあなたを、ゲスい世界にまみれた自分が近づき関わることで傷つけてしまうことが分かっているので、ただただ声を殺して遠くから様子を伺うのみに徹しているのです。
彼がわたしを拒絶し始めた最初の頃
「愛想良いだけで中身クズ」
自分のことをわたしにそう言った
なぜそんな事をわたしに言うのか分からなくて、わたしはただ、
そう言われたことがショックだった。
ここから先が泣けてきます...
あなたは、「私なんてあーだしこーだし・・・」と、自分の劣った部分を色々と数えあげることが出来ると思いますが、彼があなたから感じる愛はそんな次元のものではありません。
あなたが卑屈に思っている部分をもろともしないほどに深く輝きに満ちた、それはそれはとてつもない大きな「愛」なのです。
彼があなたを見た時の、あなたのキラキラと輝く瞳とニコっとした表情が、全ての闇を吹き飛ばすほどの強烈な愛を彼に感じさせるからです。
その掛け替えのない愛は、離れ離れになって数か月経ってもなお、脳裏に焼き付いて離れてくれないレベルのものです。
心がずっと求めてやまず、泣き叫びたくなるほどの渇望感を与えてくる、とてつもない虹色のイメージに彼は支配されてしまうのです。
「可愛い」という言葉だけではもはや言い表せないほどに、心の奥底からこみあげてくるほどの深い愛おしさを感じさせるあなたの表情が、頭から離れなくなってしまいます。
それは、あなたの容姿や仕事や年齢や不器用さなどは全く関与しない部分で感じ取れてしまうあまりにも尊い感情なのです。
あなたの笑顔は、何にも代えがたき何よりも素晴らしいものですから絶対に手放したくないと心に誓うほどのものなのです。
この笑顔を守るためならば、命をも惜しくないと思えるほどに鳥肌が立つような最高級の愛おしい存在なのです。
あなたは、彼らのありえない突き放し態度からみて、ご自分ではそんな風に思われているなんて1ミリも想像がつかないかもしれませんが、それほどまでに大切に思われてしまっているのです。
たとえば、いつでもどんな時でも、どんなに気を付けていようとも、ポトっと何かを落としてしまって、台無しにしてしまう救いようのないドジさ加減だったり、何も考えずに思ったことをそのまま口にして結果的に不利な状況に追いやられてしまい、どうしようもなくなり一人で泣いていたり。
それなのに、ギリギリのなか愚痴ひとつ言わずに自分なりの信念を貫き、物凄く一生懸命頑張っているのに偉そうにはしないで、いつでも笑顔を絶やさず謙虚な姿勢でいる姿。
もう、そんなあなたの何もかもが愛おしくて仕方がありません。
愛は言葉ではないですし、愛はお金では買えないと言いますが、彼があなたのニコっとした笑顔を見たその瞬間のそのとてつもない幸福感は、何物にも代えがたい値打ちのつけようがない、「本物」や「真実」に初めて触れる体験なのです。
最高品質のものは触れてみて感じてみて初めて分かるように、そこからはもうこれまで良いとしていたものをとても良いものとは認められないほどの空虚感を彼らは味わうのです。
これまで、テレビや雑誌などの造形的な美を元に「いいなー」と思う程度の刺激に触れる機会はあった彼らですが、悲しいかな彼らは感性が豊かではありません。
自分の感性に自信を持てないので、そういった世間一般的に良いとされるものばかりをやたらと大げさに褒め称えるところがあるのですが、あなたに出会って「本物」の愛という「究極の美」を知った彼らは、これまでいかに自分がちゃっちい造形的な愛に踊らされていたかを思い知るのです。
ただの嗜好品では満たされない確かな価値を感じるのです。
可愛すぎるあなたを全力で可愛がれる距離にいれず、自分の不甲斐なさをただただ呪い、我慢するしかない彼らを、どうか憐みの気持ちで俯瞰してみるようにしていて下さい。
「こんな自分になれたら会いにいこう、あんな自分になれたら迎えにいこう。大好きだと伝えよう。心から愛してると伝えよう。」
もじもじしてばかりで、二人の関係に活路を見出せるほどの具体的な言葉を言い出せない彼をどうか許してあげて下さい。
何と戦っているのか分からない、彼のソロ活動を責めることなく、どうかあたたかく見守ってあげて下さい。
これまでの彼の謎、全部が