真夜中にこんばんは、千葉県議の水野ゆうきです。

 

皆さん、雪の影響で通学や通勤は大丈夫でしたでしょうか?

私もダイヤの乱れに負けじと、3回乗り換えまして、千葉県庁まで片道2時間かかってようやく会派控え室に到着し、健康福祉部や総務部の各担当課と密で有意義な協議を行いました。

職員の皆様、長時間にわたるご説明等ありがとうございました。

 

打合せ後は控室で仕事を終えて、すぐに地元の我孫子市へ。

 

本日は千葉県人権ユニバーサル事業(法務省委託事業)として、『パラリンピックと人権』と題し、我孫子市にてパラリンピック車いすテニス金メダリスト齋田悟司さんをお招きした講演会が開催されました。

 

齋田悟司さんはパラリンピックに6大会出場され、アテネで金メダル、北京で銅メダル、リオで銅メダルをとっており、2020東京においてももちろんメダルを目指して日々練習を積まれているとのことです。

 

千葉県ではこうした人権行政に力を入れているところでして、あらゆる形で理解を深める取り組みを行っております。

 

そして、私が所属する我孫子ライオンズクラブもスポーツや障がい者支援を積極的に行っている関係から齋田悟司さんと直接お会いし、お話しをさせていただきました。

 

(我孫子ライオンズクラブ、我孫子市スポーツ推進委員)

 

とても気さくで笑顔が素敵な齋田さんに勇気をいただきました。

 

 

講演会では齋田さんのご経歴や車いすテニスのルールをはじめ、

人権という分野では『人生を輝かせる』ためのきっかけやエピソードをお話しいただきました。

 

 

コートの上には一人(ダブルスでは2人)でも、みんなに支えられてコートに立っていること、フェデラー選手から声をかけられたこと、フランスのボールボーイの応援やコーチの厳しい練習などのエピソードから

①自分が輝く

②人が輝かせる

③社会が輝く

ということが「人生を輝かせること」であり、どの内容も心を打つものでした。

 

自分から声をかけたり、また声をかけられたりという小さなきっかけで「輝いた」という実体験は、今のこの時代を生きる私たちにとって、とても重要なメッセージだと感じました。

 

また白い杖や車いすの人を見かけて声をかけようか迷ったときは「ぜひ声をかけていただきたい」ということでした。

その時に助けを必要としていなくても声をかけられたことでとてもうれしくなる、とお話しされていました。

 

小さなことが大きなことへとつながり、それが温かい社会の構築へと導かれると思いました。

 

人を思いやることで、自分も相手も優しい気持ちになりますよね。

 

涙を我慢する場面がいくつもありました。