子どもたちは
これからの社会でどんな力が
求められているか
知っていますか？
広島県は、ここ数年で
大きく教育が変わりました。
2018年に民間出身の
平川理恵さんが
広島県教育長になられて
色々と教育改革がされたんです。
（画像はNHKからお借りしました）
不登校の児童にも
学校の選択肢を増やそうと、
多様性重視のオルタナティブ教育
の公立校ができたり
教員の働き方改革に、
宿題の減少や廃止がなされたり・・・
私はすでに教員を辞めていたんですが、
外にいる人間でも
「学校が変わろうとしている・・・」
というのを感じるほどでした。
中でも大きな変化だったのが
高校入試が変わったこと
内申書から
初見や出欠席の欄がなくなり
（つまり、生徒は内申書に
びくびくしなくてよくなった！）
ペーパーテストに加えて新たに
「自己表現」
という試験が加わりました。
「自己表現」というのは
発表形式は完全に自由
面接官の前で一人５分程度
自分を表現するものです。
自分自身のこと（得意なことやこれまで取り組んできたことなど）や高等学校に入学した後の目標などについて、自分で選んだ言葉や方法で表現する。
とあります。
つまり、平たく言えば
「自己PR」のようなものですね。
（PRではなく、あくまで表現なんですけどね）
これが新たに
入試に加わったことで
さあ、大変！
今までのように
与えられた課題を
ただこなしているだけでは
点数がとれなくなりました。
入試が変わったことで
現場は大混乱。
当該の中学生たちは
相当焦ったんじゃないかと思います。
何を言えばいいのか分からない
自分には特にアピールできるものがない
「自己表現」と言われても
何をどうしたらいいのか
分からず途方にくれた生徒が
たくさんいたと聞いてます。
それもそのはず、
入試制度は変わったけれど
学校の教育自体は
大きく変わっていないからです。
カリキュラムと授業スタイルは
これまで通りで
いきなり「自己表現」と言われても
何をどうすればいいのか
困ってしまいますよね。
それでも、私は
この入試制度の変化は
とてもよいことだな
と思ってます！
だって、
入試制度が変わらない限りは
学校教育も変わらないから。
本来は、入試制度を変える前に
学校教育を変えるべきなのかも
しれないけれど、
学校教育を変えるには
相当時間がかかりますよね。
だとしたら、
入試制度を先に変えてしまうことで
学校教育が変わるスピードも
早めることができる。
それに、
おそらくこの流れは
止められないと思います。
今はまだ広島県しか
やっていませんが、
これからの日本社会を考えると
この入試制度はますます
加速して広がっていくんじゃないかな。
与えられた問題を解く力
全てが満遍なくできることよりも
無から有を生み出していく力
１つでもいいので
とびぬけて光る才能があること
が重視されるのは間違いないですからね。
じゃあ、どうします？
自分のキラリと光る部分を
しっかりと自己表現できる子
にするには
どうしたらいいんでしょう？？
これについて、
平川理恵さんはこんな風に
おっしゃっていました。
これからの入試制度を考えた時、
１５歳の子どもには
「自己を表現する力」を
身に着けていて欲しいと思った。
でも、いきなり
自己を表現できるようにはならない。
自己を表現するためには
まず、自分とは何者なのか？
何が好きで何が得意か？など
認識している必要があるし
そういう自分を
安心安全な場で開示することで
より自分が分かっていく。
だから
「自己認識」→「自己開示」→「自己表現」
なんです！
教室の中で
「自己認識」、「自己開示」、「自己表現」
できる力を養うことで、
その先、社会の中で
「自己実現」できることに
繋がっていく。
言葉は正確じゃないかもしれないですが、
こんなことをおっしゃていました。
私も大賛成です！
小学生は、まだまだ発達途上で
好きなことも、得意なことも
変わっていくかもしれません。
それでも、
たっぷりと時間のある
小学生のうちに
好きなことを
夢中でやって欲しいし
自分には、
あんなことこんなこともできる！
素敵なところがいっぱいあるんだ！
と知って欲しい。
とにかく
自分のよさを知っていることが
やってみようとする意欲や
困難を乗り越える力、
生きる力そのものに繋がると
思っています！！
学校の中でも
少しずつキャリア教育の
取り組みが始まってますが、
今の学校システムの中では
カリキュラム的にも先生的にも
そこに時間を割く余裕は
まだないのが現状だと思うんですよね。
だからこそ、そこは
家庭や地域
私たち民間の出番でしょ！！
個々に合わせられて
小回りを利かせられるのは
もっともっと小さい集団ですからね。
で、思ったんです。
平川理恵さんがおっしゃっている
これからの児童・生徒に必要な
「自己認識」、「自己開示」、「自己表現」
これって、
まさに私たち自分はじめサポーター協会の
「自分はじめキッズプログラム」
で担えるものじゃないか！？
と。
小学校低～中学年が
対象ど真ん中にはなるんですが、
アドラー心理学をベースにした
１２のワークを通して、
子どもたちが楽しみながら
「自分のよいところ」を
たくさん発見できるのが
自分はじめキッズプログラム
自分の好きなもの
得意なもの
自分ならではの特徴
その活かし方など・・・
まるで自分だけの宝箱に
宝物がどんどん増えていく感覚が
味わえます。
だから、
たった１つのワークでも
やっている傍から、子どもたちは
みるみる笑顔に変わっていくんです♡
まさに、
自己認識が深まるし
安心・安全な場で
自分を開示できる
小学生のうちから
自分を知り、表現する力を
養うことができるのが
このプログラムなんですよね。
過去には、
オンラインイベントをして
４０組以上の親子が参加して
くださいました。
オンラインでもできるんですが、
やっぱリアルだと
子どもの反応も
よりダイレクト！
そんなリアルでキッズプログラムを
体験できるイベントが
夏休みに岡山で開催されますよ。
岡山在住、認定キッズサポーターの
ありまくみこさん
うめがきりえさん
ふじたゆうこさん
が主催のこのイベント。
子どもの表情の変化
自己肯定感が上がる感覚
ぜひリアルに味わってくださいね！
今日は、お昼１２時半から
自分はじめライブ
協会代表の私と
副代表の手賀もとこさんと
久しぶりに二人トークです♪
ぜひ、こちらも
遊びに来てくださいね！
自分はじめLabo内もしくは
Youtubeよりご視聴いただけます。
どんなあなたも応援しています♡
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