子供と花粉症
~10年前に花粉症と子供についての記事を書きました。~
春になると、花粉症の相談がぐっと増えてきます。
「子供が花粉症かもしれない…」
「昔は子供の花粉症って、
こんなに多くなかったですよね?」
実際、日本は世界の中でも花粉症が
とても多い国と言われています。
そして最近では、
子供の花粉症も増えていることが知られています。
先日ふと10年前の記事を読み返してみたのですが、
驚いたことに、書いてある内容の多くは
今でも大きく変わっていません。
この10年の間に、
免疫やアレルギーについての
研究はかなり進みました。
腸内細菌や免疫の仕組みについても、
以前より多くのことが分かってきています。
それでも改めて感じたのは
「やっぱり大事なことは変わらないんだ」
ということでした。
今日は10年前の記事をもとに、
最近分かってきたことも少し加えながら
「子供と花粉症」についてあらためて
お話ししたいと思います。
花粉症はなぜ
起こるのでしょうか?
花粉症は、花粉そのものが
体に害を与えているわけではありません。
本来は無害な花粉に対して、
体の免疫が過剰に反応してしまうことで
くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの
症状が起こります。
つまり花粉症は
免疫のバランスが関係して出る症状なのです。
生まれたばかりの赤ちゃんの免疫はまだ未熟で、
成長する過程でさまざまな刺激を受けながら
少しずつ整っていきます。
なぜ子供の花粉症が増えたのでしょうか?
最近の研究では、
子供を取り巻く
生活環境の変化が関係しているのではないか
と考えられています。
例えば
・生活がとても清潔になった
・兄弟姉妹が少なくなった
・外で遊ぶ時間が減った
・自然や動物に触れる機会が減った
こうした環境の変化によって、
幼い頃に触れる微生物の種類が
減っていると言われています。
免疫は、さまざまな微生物に触れることで
「どこまで反応するべきか」を学んでいきます。
その経験が少ないと、
本来は害のない花粉にも
過剰に反応してしまう可能性がある
と考えられています。
自然の中の微生物が免疫を育てる
ヨーロッパで行われた研究では
・牛舎に出入りしていた子供
・兄弟姉妹が多い家庭の子供
は、アレルギーが少ない傾向が
あることがわかりました。
研究者はその理由として、
土や動物の周りに存在する微生物や
「エンドトキシン」という細菌由来の物質への
接触に注目しています。
最近では、腸内細菌の多様性も
アレルギーと深く関係していることが
分かってきました。
つまり
自然の中のさまざまな微生物に触れる経験が
免疫のバランスを整える可能性がある
と考えられているのです。
子供と花粉症 まとめ
研究から見えてきたことは、
とてもシンプルです。
小さい頃から
・動物と触れ合う
・土に触れる
・自然の中で遊ぶ
こうした経験は、
子供の免疫の成長にとってとても
大切だと考えられています。
もちろん衛生や感染症には注意が必要ですが、
自然の中で元気に遊ぶことは
子供の体にとって良い刺激になるのかもしれません。
最後に
土をいじったり
どろんこになったり
水たまりで遊んだり。
そんな経験は
もしかすると子供の免疫を育てる
自然からのプレゼントなのかもしれません。
安心しながら、
子供たちを自然の中で
思いきり遊ばせてあげたいですね。
ちなみに
私は 子供が遊びたいと言えば
雨の中でも
どろんこまみれになっても
自由に遊ばせていました^^
なかなか勇気が出せないママ
頑張ってくださいね♪
