4ヶ月ぶりに親友に会った
彼女は、互いのことを知り尽くす本当に掛け替えのない存在。
コロナがはびこってきた頃、同居の娘さんが妊娠中だった為、お互いに会うことをやめていた。
先日、無事に産まれて、孫が3人になり育児手伝いでストレス溜まったらしいので、
息抜きに2人で出掛ける事にした。
震災まで、海の近くで暮らしていた彼女のリクエストは”海が見たい”だった
久しぶりに会えて、ルンルンと意気揚々と出掛けたのとは裏腹に、久しぶりに会った彼女の話は、どれもこれも私の想像だにしない内容ばかりだった
快晴の下、蒼くきらめく綺麗な海を見ながら、私の話も同様に相変わらず明るくはない。
「やっぱり海はいいね!」
「うん!なんか浄化される気がするね!」
私のよりも彼女の悩みの方が深刻だ。
ただ話を聞いた。
帰り道、渋滞をさけて走っていたら、青葉城址のふもとにいたので、久しぶりに上ってみた。
護国神社にお参りを済ませてから城下の眺めを堪能
「ここまで生きてきて、自分の選択の連続でここにいるわけで、それは分かって
いるけれど、どこで間違えっちゃったのかなーって思う」
「同感同感!」
こういう眺めを見るといつも思う。
”ちっせーな、自分”て
しかし、下界に戻れば、やはり悩みは大きいわけで
彼女と別れ際に
「こんな状況でも頑張るしかないから頑張ろう?」
と言った。
また近々会おうと約束もして
彼女宅からの帰り道、運転しながら、
”じゃあ、私はこの状況を打破する為に、何を頑張ろう”
”どうなりたい?”
”前みたいに毎日楽しくおしゃべりしてケラケラ笑う自分に戻りたい”
”そうだね、それだね!”
”じゃ、もう行動しようか!”
決めました、私は彼さんと別れます