火 と こころ

久しぶりにこの時間から蒔き風呂に火を入れる。


じっくり火が枝えうつる様をみる時間。

おもしろいことに、頭がいっぱいでこころを感じる余裕のないときは、火付けにかなり苦戦する。

落ち着いてゆっくり眺める余裕があると
たちまち火は燃えあがる。

火をみてまた、呼吸がととのう。
身体もこころもあたたまる。

残暑厳しかった今日。
大活躍だったペパーミントオイル。

火照った身体にすりすりすりこむ。
脇やお腹や首などなど。

急に身体に涼しさという熱が入る。
不思議なのですが、涼しさの中に熱が入るような。スッキリだけでなく火の勢いをミックスしたような。

いろんな心配事よりも、いま、1番大切なことだけに集中させてくれるような。
いさぎよさ。

今日もたくさんお世話になりました。

夕方前の山の景色、空気の移ろいはなんともいえません。こころも同様。移ろいゆく空気の中に火があるあたたかい安心感。

おふろが待ち遠しい。