8月で4歳になった娘。

最近、彼女から発する言葉や、行動に、はっとさせられることがたくさんある。

そんなことをつらつら書いてみようかとおもいつく。


由朋(ゆうほう) 朋のブログ


今、妊娠9カ月のわたし。もう、随分とお腹も目立つようになり、出かけ先で

見知らぬ方から声をかけられることも、しばしば。

だいたいの場合、そばにいる、娘・鼓波に、「もうすぐお姉ちゃんになるんだね」と、声をかけられる。


そんなとき、鼓波は、必ずこう答えます。

「もう、お姉ちゃんだよ!!」


鼓波にしてみれば、まだ、見て触れることはできないけれど、確実に、わたしのお腹のなかに存在し、日に日に大きくなるお腹。(もしかしたら鼓波には目にみえているのかも?)

少し前まで、赤ちゃんがえりも激しい感じもありましたが、鼓波は、鼓波なりに、

お腹の赤ちゃんを受け入れて、リアルにその存在を感じている。


その豊かな想像力と逞しさに、4歳とは思えぬ、芯の強さをと大きな愛を感じる。

相手の気持ちを感じて想いやることが自然にできる鼓波。

どちらかといえば、あまり余裕もなく、時折爆発してしまうわたしとは、なんだか根底に流れる芯の強さのようなものが、違うような気がする。

わたしは、かなり、鼓波に甘えているようなところもあるよな。。。

と改めて自分を見つめなおすきっかけをくれるようなところさえある。

あなたは、どんな自分でいたいの?って問われている感じがする。


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そして、鼓波は、お友達と遊ぶとき、お友達のもっているものがどうしてもほしくなる時がある。

そんなとき、必ず、これと交換してくれないかな~?

と、自分がもっているものを交換物として思いつくみたい。

わたしが、そんな鼓波に、交換してくれるか直接話してごらん!と、いうと、暫くは一緒に言ってほしいだのいいますが、そのうち、自分で交渉して、交換していることもしばしば。


今日もそんなことが起こったのだけれど、

よくよく鼓波を観察すると、その交換するもの自体、以前、とっても気に入っていたもの。。。だったりする。

というか、おそらく、その時点までは気に入って傍に置いていたもの達。。。

のはず。

それに全く執着をもたず、逆に、相手の子が喜んでくれるとわかると、

より一層喜んでいる感じ。

今日なんかは、その相手のお友達が好きなキャラクターがわかったので、そのグッズを一式あげるほどの勢い。


そうか~。もちろん、鼓波も、欲しかったものを手に入れていますが、どう見ても、本当にそれでいいの?というくらいに相手の子に差し出していました。

でも、鼓波はとっても幸せそう。もちろん相手のお友達も。


わたしは、物々交換。の真髄をみさせてもらった気持ちになりました。

相手に喜ばれ、もちろん自分も喜んでいる。

そうであれば、周りから見てバランスがどうの。。。損得。。。なんてことは、全く問題になどならないもの。本来は!!!

お金という、便利な交換手段を得て、それが当たり暮らしの中では、

どこかで、損得勘定をしているところがある。

そんなの寂しいよ? ・・・そんなことを感じた。


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本来、生きていく中で、必要なものを得ていくときに、そこに、喜びがうまれる形というのが、交換の原点であるというのはわたしも実感していた。

それは、音楽やボディーワークやリーディングなど、自分が自分の喜びで人のお役にたち、収入を得ていく中で、学んできたところ。

でも、その交換手段の多くは、お金。

そこのお金という手段をぬかした場合、わたしは、人とどんな交換をするのだろう。


この3年くらいの間に、わたしも、時折、物々交換的に、ボディーワークやリーディングのセッションをすることもあった。この人とここを分かち合って交換したい。そこには、お金で交換する時以上に、相手のエネルギーと自分のエネルギーが直接交換・交感されてゆく感覚がある。


あぁぁ それで成り立ち生きてゆける世の中って、素敵だな。

相手を深く感じて、喜び喜ばれて、豊かになってゆく世界。

もう、鼓波たちの世代は、それを、自然に、やっている。

そんな彼らの持つ可能性を、わたしたちの今までのやり方・社会のあり方で狭めていくのは、いやだな。

わたしは、そんな彼らに見習って、一緒にあたらしい在り方・社会との関わり方を学び・創っていきたいな。

そんな風に思う。


今日、久しぶりに、由朋でライブしたけれど、ライブ中の由くんは、結構いいこという。

その中のひとつに「創っていこう」というフレーズがあった。


そう。わたしたち人間ができる、素晴らしいことのひとつ。

これからが今までと同じである必要などない。

今日が終戦記念日で、そんな日に、もう、二度と、戦争を繰り返したくないと思うことと同じように。

日々の生活も、そんな風にして、どんどん創造されてゆくもの。

そこまで過激でなくとも、人は一度でも体験すると、本来は、その先を見たくなるもののはず。そんなハングリーな創造力をわすれては。。生きている意味がない!(充分過激? 笑)


鼓波さん。あなたが傍にいてくれることで、一人でいるよりもずっとずっと、今もこれからも、輝きが増していくような気がするんだよ~。


私自身も、だれかにとって、そんな存在になりたいな。

そうやって連鎖して繋がって、みんなで創り上げていく世界を生きていこ~!