私的『不適切にもほどがある!』もし昭和61年の私が主人公から未来の事を言われたとしたら… | 郵便局員のごった煮よもやまブログ

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とにかく私自身の趣味・思うことなど書き込んでいきます。

本来はまだ書くべき訃報記事がいくつかあるのだが、これを今書かないと旬を逃してしまう感じがするので、あえて割り込み記事として書かせていただく。

 

巷では(お前は<四代>三遊亭小圓遊師匠か!)今『不適切にもほどがある!』というドラマが流行っているそうだが(私は見てない)、その中で昭和61年の人間である主人公がその昭和61年と今年の世界を行ったり来たりしてるのだが、その中でかつてのツッパリアイドルだった三原じゅん子さんが(但し昭和61年当時はほとんど女優活動にシフトしている)現在は国会議員だという事に今年の世界にいる主人公が驚き、更に昭和61年に戻って主人公の娘に伝えると信じてもらえないという展開は大いに話題となり、この件は三原さん御本人がツイッターで反応するくらいだった。

 

それで思ったのだが、もし昭和61年の私が主人公の娘の立場となって主人公から現在の様子を聞かれたらどう思うだろうか?という事であくまでも昭和61年当時の私の気持ちになって現在の状況に反応してみましょう(ちなみに昭和61年の私は小学4~5年生の頃です。)。

 

・主人公「わんぱく相撲で横綱にもなった(当時)藤島親方(元大関<初代>貴ノ花・後の二子山親方)の2人の子供がいるだろ、実はその後入門して2人とも横綱になったんだ。しかもお兄ちゃんは若乃花・弟は親父の貴乃花を名乗ってたんだよ。」

・私「へえ~、凄いな。やはりそれだけ強いんだ。」

(実際当時この2人の事は知ってたので多分納得してるだろう)

 

・主人公「実は千代の富士・北天佑・朝潮はもう死んでるんだ、北天佑に至っては45歳で死んじゃったんだ。しかも北尾(双羽黒襲名前後の時期なのであえて北尾と呼ばせていただく)ももう死んじゃったんだよ。」

・私「えっ…そんな…、死んじゃったなんて…。でも北尾も死んじゃったなんて嘘だろ…、だって花のサンパチ(昭和38年生まれ)でまだまだ若いし(当時23歳)これから横綱になれるかもしれないのに何で…。」

・主人公「その後いろいろな事があった末に55歳で死んじゃったんだよ。」

・私「ちょっと、その「いろいろな事」って何だよ!」

・主人公「今のお前(昭和61年)にとっては知らない方が幸せかもしれないな。」

(確かに知らない方が幸せなんだよね、翌年の「あの出来事」は私は実際に相当ショックを受けてましたんで…。)

 

・主人公「それに井筒三兄弟(<三代>鶴嶺山・<四代>逆鉾・寺尾)も全員既に死んじゃったんだ。」

・私「噓だろ…、逆鉾も寺尾ももう死んじゃったなんて…。」

 

・主人公「やすし・きよしなんだけど、やすしが不祥事が続いて吉本クビになってコンビ解散しちゃって残念な状態のまま死んじゃったんだ。きよしは国会議員になって18年も務めたんだ。」

・私「えっ…、やっさんそこまでなっちゃうの?誰か止めてくれよ!」

(きよし師匠に関しては昭和61年3月下旬以前・以後では反応が違う(その時期に出馬表明したので))

・3月下旬以前の私「えっ!噓でしょ!国会議員に…マジかよ…!」

・3月下旬以降で7月以前の私「じゃあ今度の選挙は当選なんだ。しかも18年も務めるなんて凄いな…。」

 

・主人公「お前『オレたちひょうきん族』見てるだろ、実は今年(昭和61年)の暮れにタケチャンマン(ビートたけし)が事件を起こして警察に捕まるんだよ、だから今年の暮れから来年(昭和62年)の半分くらいまでしばらく見れなくなるよ。」

・私「ちょっと待って!何でそうなるんだよ!誰か止めてくれよ!『ひょうきん族』どうするんだよ!」

・主人公「まあ、さんまをはじめ他の出演者たちがカバーして殿が戻るのを待っていたよ。他の番組も同じようなもんだよ。」

・私「でも警察に捕まるんだから人気が落ちてしまうんじゃないの?」

・主人公「ところが人気が落ちるどころか益々の大活躍で、お笑い界だけでなく日本芸能界のエース的存在となっていったんだ。しかも映画監督もやるようになって外国の映画祭で賞を取ったんだ。」

・私「凄いな…映画監督もするなんて。ぜひたけしの映画見てみたいな。」

・主人公「でも作品によって好き嫌いは分かれるから、あらすじをキチンと知ってから見た方が良いよ。」

 

・主人公「ドリフターズだけど、高木ブーが凄い活躍をしてるよ。特にウクレレを弾いて雷…いや神様的な扱いを受けて、もう90歳を過ぎてるけどまだまだ元気で国民から愛されてるよ。」

・私「へえ~、何か太ってて何も出来ない感じだったんだけど(あくまでも昭和61年当時の私の気持ち)その後活躍するんだ…。見てみたいな。」

・主人公「その代わり志村けんは既に死んじゃったんだよ。」

・私「嘘だろ!だってドリフで一番若いはずなのに…。」

 

・主人公「王さん(王貞治・当時巨人軍監督)は巨人の監督としてはダメだったけど他の球団の監督として大いに活躍したんだよ。」

・私「どこの球団?」

・主人公「南海ホークスが球団名変わってダイエーホークスになってその監督として最初はうまくいかなかったが何年か経って強いチームになったんだ。」

・私「ダイエーって、あのスーパーの?」

・主人公「そうだよ。しかし今はまた球団名変わってソフトバンクホークスってチームになったんだ。」

・私「何だよそのソフトバンクって!何の会社だよ!」

(昭和61年当時ソフトバンクの名前は存在して無かったが、この年に翌年の国鉄民営化に先立ち国鉄の鉄道電話事業の継承を目的として設立された鉄道通信株式会社が会社組織上の原点だそうです。)

 

・主人公「同じ巨人で江川(江川卓)と松本(松本匡史)は来年(昭和62年)引退するんだよ。」

・私「えっ…何で…、あの2人今バリバリに活躍してるのに。」

・主人公「とにかく来年引退するのは事実なんだから。」

・私「そんなの信じられないよ!江川がすぐ引退するわけねえだろ!」

(当の江川さんはこの昭和61年に16勝・次の昭和62年に13勝を挙げるんだから信じる方がおかしいとなっても仕方が無い)

 

・主人公「あと石原裕次郎が来年(昭和62年)死んじゃうんだよ。」

・私「えっ…ボス(『太陽にほえろ!』)が死んじゃうって…、じゃあ『太陽にほえろ!』はどうなっちゃうんだよ!」

・主人公「今年ボスがまた倒れちゃうんで(過去に昭和56年に倒れた)この11月に終わっちゃうんだよ。」

・私「そんなバカな…、『太陽にほえろ!』がもう終わっちゃうなんて…。」

 

・主人公「あとフランク永井(前年の昭和60年に自殺未遂)はもう復帰出来ないよ、20年以上経って復帰出来ないまま死んでしまうんだ。」

・私「何で…、俺秘かに復帰を祈ってるのに何でそんな事言うんだよ…諦めろと言うのか…。」

 

・主人公「おニャン子クラブは来年(昭和62年)解散するんだよ。」

・私「噓だろ!だって『夕やけニャンニャン』の「ザ・スカウトアイドルを探せ」(おニャン子オーディションコーナー)で新しいおニャン子が次々に誕生してるんじゃないか、何でそんなすぐに解散になっちゃうんだ?納得出来ないよ!」

・主人公「だって事実なんだからしょうがないだろ!」

 

・主人公「おニャン子でお前の好きな会員番号18番の永田ルリ子さんはおニャン子解散後すぐに結婚して俺が行った未来に至るまで一切姿を現さないんだ。だから今後あるかもしれない再結成や「あの人は今」にも一切出て来ないんだ。」

・私「そんな…、そうと知ったら子供だから行き方が分からないなんて言ってられない、とにかくフジテレビに行ってルリちゃんに会いに行こう!」

(もし今のシュミレーションが昭和61年に本当に起こった場合に一番言って欲しかったのがコレ!「フジテレビに行っても会えるわけが…。」と言う人もいると思うが、資料によれば実は車(タクシー)を使わず歩いてフジテレビに入るおニャン子も結構おりまして、ファンが待ち伏せしてお菓子を本人に手渡しでプレゼントする事が出来た。実際にビデオ『孫の代までおニャン子クラブ』にも『夕やけニャンニャン』最終回の日(昭和62年8月31日)に当時河田町のフジテレビ前でファンからプレゼントをもらってるルリちゃんの姿が映っている。その状況知ってれば行ってたのにな…。)

 

<そしてこの話も入れておく(あくまでも昭和61年の私の心境です)>

・主人公「お前『宇宙刑事シャイダー』見た事あるだろ?」

・私「うん、特別好きでは無かったが一昨年(昭和59年)にギャバン・シャリバンを見た流れで見た。」

・主人公「実は未来のお前はシャイダーにハマってるぞ。」

・私「何で?」

・主人公「お前が悪役のギャル軍団のギャル5(直井理奈)を好きになったからだ!」

・私「エーーッ!アニー(森永奈緒美)の間違いだろ!アニーは一昨年見た時から可愛いと思ってたけど、何で俺が悪役の女を…あんなキツイ顔をしているのを好きになるんだ!」

・主人公「本来の悪役の顔では無い、あのキツイ顔はメイクなんだ。実は人間の姿に変装した時にあんなキツイ顔じゃなくて素顔になるんだが、お前はその素顔が可愛いと好きになったんだ。」

・私「ちょっと待て!ホントかよ!未来の俺が悪役の女を好きになるなんて…。」

・主人公「そんなに信じられないなら再放送を見るか他人が録画したビデオテープを借りて見ろよ!(ちなみに映像が市販化されるのは平成2年と意外と遅く、昭和61年当時は前述の2つの方法で見るしかなかった。)そしてなるべく第5話から見ろ!第5話から第9話までは絶対に見ろ!そしてその変装の場面は時間が短いから絶対目を離さずに見ろ!俺が言ってる事が絶対にわかるから!」

・私「(渋々な感じで)わかったよ、そこまで言うなら見るだけ見てみるよ!」

(但し本当に見たとしてその頃(昭和61年)の私はどんな反応をするかは正直見てみないとわからない。ただ出来ればこれに関しては昭和61年ではなくリアルタイムの昭和59年に言って欲しかったな…。)

 

他にも書くネタは色々あるのだが、あまりやり過ぎるとキリが無いので(と言ってるが既にもうやり過ぎの状態かもしれないが…)ここまでにしておきます。

でも確かに実際にその場に置き換えてみると、言われたら信じられないと思ってしまう事が多いんだよね…、それだけ世の中は何が起きるかわからないという事なのか…(但し人の死は必然なんだけど…)。