ついにSuper Bowl進出にリーチが掛かった試合。
AFCもNFCも好ゲームが予想されますね。

AFC:
・Bengals@Chiefs
 Chiefsは5年連続のチャンピオンシップ。しかも、常にChiefsのホームであるArrowheadスタジアムでの試合。
 そして、Bengalsとは2年連続の組み合わせに。昨年は最後に点の取り合いがあって、Bengalsが制した。
 今年も、Bengalsの調子は良さそうですね。Burrowからの攻撃も良いし。
 ChiefsもHillが去ろうが、新しい選手がステップアップして、別の形でも強いし。
 ただ、唯一の懸念材料は、Mahomesの足首捻挫がどうでるか・・・普段どおりには流石に動けないと・・・
 大きな攻撃の手が封じられてしまうことに。
 予想:Bengalsの勝利(Mahomesの動きがダメで・・・)
 試合:試合前(数日前から)BurrowがChiefsホームを得意にしていることから、Arrowheadスタジアムを
 「Burrow-head」とBengals選手が言って軽く挑発することがあり・・・
 先制点はホームのChiefsのFG。更に2Qに入ってもChiefsが追加のFG。
 BengalsもFGを決めるも、Chiefsの攻撃、最後はMahomesからKelceへのパスTDでリードが広がる。
 しかも、Burrowの投げたパスがインターセプトされたりもしたが、ハーフタイム直前にBengalsが
 FGを決めて、6-13と食らいついて後半に。 
 後半に入り、Bengalsの攻撃も火が付き、Burrowが少しふわっとしたパスを投げ、HigginsがキャッチしてTD。
 これで同点。ただ、その次のChiefsの攻撃で、最後はMahomesからValdes-ScantlingへのパスTDが
 決まり、再度Chiefsがリード。
 この後、珍しくMahomesがショットガンフォーメーションでCからのボールを受け、投げようとしたら、
 空振り=ファンブルとなり、それをBengalsにリカバーされることに。
 そこからのBengalsの攻撃では、BurrowからChaseへのロングパスも通り、最後はPerineが中央に走り、
 同点に。またBurrowのパスをインターセプトするものの、両チームとも攻撃が、と言うより守備が守り、
 パントに次ぐパント。最後のChiefsの攻撃はパントリターンが良く、ほぼフィールド中央から、残り30秒での
 攻撃に。
 Mahomesがパスを投げようとするも投げる先がカバーされており、自ら走り、外に出てから、Bengalsの
 選手に突き飛ばされ、その反則の影響もあり、残り8秒、Butkerの45ヤードFG、これが決まり、
 Chiefsは前年の悪夢を吹き飛ばすことに成功!
 結果:20-23でChiefs勝利
やはり接戦となりました。Mahomesも流石に左足の具合が完全ではなかった中でも、なるべくいつもと
変わらないような、必要に応じて即座にランに切り替えたりしていたかと。
Bengalsは先制されたこともあり、ランは切り捨てて、パス多用となりましたが、インターセプトを2回されるとか
残念なことに。
最も、Chiefsも攻撃はパスが多く、中でもValdes-Scantlingが6回キャッチで116ヤードと数字が出ていました。

NFC:
・49ers@Eagles
 49ersは2年連続、昨年はRamsに負けた。そして勝ったRamsはSuper Bowlを制しましたね。
 今年は、シーズン途中まで3勝4敗と不調、且つシーズン2試合目で期待のLanceが怪我で、シーズン
 終了に。そこからはプレーオフの2試合含めて12連勝という、狂った記録が。
 何よりも、RBのMcCaffrey、WRのToneyが加わったことで、破壊力が増したとも。
 それに加え、まさかPurdyがここまで落ち着いて捌けるとはね。しかも、負けないし。
 こういうラッキーボーイの存在って、大きいと思う、プレーオフでは。
 守備にはBosaがいるし・・・
 Eaglesは確変具合がエグく、まさかリーグトップの成績となるとは、予想外過ぎ。
 システムと選手がマッチした、最高のケースなのでは。得意WRのBrownが加わったことは
 大きかった。
 予想:49ersが勝利
 試合:キックオフを受けた攻撃、先制点はホームのEaglesが。ランもパスも良く、最後は
 RBのSandersが走って、TD。
 49ersも反撃・・・と思った矢先、Purdyが投げる時にEagles守備陣が襲いかかり、
 右腕を少し痛め、今シーズン4人目のQB、ベテランのJohnsonが投入。流石にパスのタイミングが
 合わないこともありましたが、2Q途中でMcCaffreyのランで抜け出て、そのままTD。やっと同点!と
 思いきや、Eaglesの反撃。最後はまたSandersが走ってTD。
 直後の49ersの攻撃では、Cからのボールをこぼし、Eaglesにリカバーされる始末。
 そこからのEaglesの攻撃で、今度はRBのScottが右隅に走り、TDでハーフタイムは7-21とEaglesリード。
 後半に入っても49ersの攻撃はうまく前進できず、結局Eaglesが追加のTDを決め、リードを広げる。
 3Q途中には今度はJohnsonがサックされ、後頭部を打ち、脳震盪の疑いがあり、
 再度Purdy投入も流石にちょっと厳しい感じ。
 4QにFGをEaglesが加え、49ersの反撃もパスは難しいと判断したのかラン多めに攻撃するも、
 実らず、最後はファンブルして、Eaglesがリカバーし、終了。 
 結果:7-31でEagles
ちょっと49ersの不運とEaglesの強さという極端な流れとなってしまいましたね。
いや、Purdyの怪我がなかったらもう少し戦えたのではとかと思ったり。
両チーム、違う意図でラン多用となりましたね。
Eaglesは時間をうまく使うためのラン、49ersはQBの問題があるのでしょうがなくラン。
流石に後者がうまくいくのは難しかったか。
*どうもPurdyの怪我は結構重かったようで、復帰に6ヶ月掛かるとの予想・・・
UCL(内側側副靭帯)の完全断裂だったということ。
そりゃ無理してパスを投げさせることは避けた訳だ・・・

結果、両カンファレンス共に、トップシードのチームが勝ちましたか。
これはこれで面白い。
Super Bowlの舞台では初の組み合わせ。
Chiefsはこれで5回目の出場。ここまで2勝2敗。
EaglesはSuper Bowlのフォーマットになってからは、4回目で1勝2敗。
2017年にEaglesが勝利、2019年にChiefsが勝利、2020年はChiefsが負け。
ついでに、この2チーム、それぞれKelceがいるのですが、兄弟なのですよ。
どうも兄弟対決のあるカードは初めてらしい。
過去にあったのは、兄弟が監督というHarbaugh家の戦いがありましたが。
*第47回Super Bowl、Ravens対49ersでした。兄のJohn率いるRavensが勝った試合ですね。
さらに、あまり肌の色的なのを言いたくないものですが、NFL公式でも出ていましたが、
初の先発QBが黒人同士ということらしい。しかも、若いQB同士だし・・・
Mahomesの足首捻挫の状態ももっと良くなるのでは無かろうか。

予想では、両カンファレンスとも、アウェイが勝つ、つまりカンファレンス1位が負けるという事で。
因みに、この4チームの中で、一番チャンピオンシップに多く出ているのは・・・
49ersの18回目
あとは、Eaglesが8回目、Chiefsが6回目(上記の通り内5回がこの5年ですんで・・・その前は1回だけと)、
Bengalsは4回目。
ただ、勝敗数で見ると、49ersは7勝10敗と負け越し、Eaglesは3勝4敗、
Chiefsは2勝3敗、唯一の負けなしがBengalsの3勝0敗。
何この勝負強さ。
チャンピオンシップでの負けなしは、Bengals以外だとGiants(5勝0敗)、Seahawks(3勝0敗)という、
限られたチームしかいません。となると、今年も2年連続でChiefsをBengalsが負かすということになるかも?
Eaglesは勝てれば5割、49ersは少し5割に近づく・・・

監督、OC、DC探しは動きがあり、
Jetsは前BroncosのHackettをOCに
Panthersは前ColtsのReichを監督に
後者については、Panthers設立し、初の試合でのQBがReich本人だったという巡り合わせも。
プレーオフで負けたCowboysはOCのMooreをリリースし、即座にChargersがOCポジションで
契約した模様。プロのQBとしては5試合しか経験なかったが、OCとして頑張っていて、まだ34歳と
若いのですよね。

Commanders関連は、チームの買収関連で、Amazon創立したBezos氏が買い取るのではとの
噂も。今のオーナーよりも遥かに良くなるのではと期待してます。