大学病院からクリニックへと転職し、
キャリアアップとは無縁な生活を送っていた私。
しかし過去記事にもちらほらと書いていましたが、
去年 内視鏡技師という資格を取得しました。
（注:過去記事なので読みにくいうえに、似たような内容を書いている部分があります。）
↑リンク先にも書いてあるように、
私が資格取得を決意した理由は
①苦手な先輩の上に立てる看護師になりたい
②アラサーでなんの取り柄もない自分が嫌だ
③職場での自分の立場を確立させるための一つの手段になる
というものでした。
結果的に資格を取得してどうだったかというと、
取り柄とは言わずとも、試験に合格できたことは自分の自信につながりました。
そして院長もそれを評価してくれて、その後のお給料UPにつながりました。
…資格取得によってマイナスになったことは何一つありませんでした。
それまでずっと
必要ではないものにお金と労力をかけるなんてバカバカしい。
こちらにはなんのメリットもないのに資格をとる意味がわからない。
と受験を考えてもいなかった私。
しかしそんな私が変わろうとした理由は
どうにかして乗り越えたいと思う壁があったからでした。
苦手な人（先輩）のために、自分が今の仕事を辞めるのだけは嫌だ。
じゃあどうしたらこの状況を変えられる？
相手に変わってもらうなんて無理があるし、
自分の力で変えられるのは自分だけだ…と。
資格取得できたことを大それた出来事のように書いていますが、
この資格があるからといって特別な処置ができるようになるわけではありません。
業務内容はいつもと同じです。
同じ看護師さんから見れば「それくらいで…」と思われてしまうかもしれません。
それでも私にとって、この資格を取得できたことは大きな一歩でした。
看護師としてキャリアアップするため、ではなく
人間として成長するために。
看護師であることは
私の中の一部であり、全部ではありません。
でも看護師として学んだことや、感じたことは
今の自分を構成するための大切な部分だと思います。
看護師であることに囚われたくはないけれど
看護師であることを無意味なものにはしたくないのです。
仕事でイライラしたり、傷ついたりすることもあるけれど
どこかで折り合いをつけながら
この仕事と、そして自分と向きあっていけたらいいなと思っています。
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