コロナの影響で在宅介護をなさっている方でも、外からの支援も弱まり、人手が足りない自宅での介助者はそうとう苦労されていると思われる。
先月大阪で、特養に入居していた、91歳の母にあうため毎日のように、面会に行かれていた息子が、会えなくなり、親孝行したいという理由から、自宅へ引き取り、引き取った翌日に母を手にかけ、自分は飛び降り自殺した痛ましく悲しい事件が起きた。
原因はいろいろあると思われるが、たった一人でもよい、介助者に寄り添ってくれる人がいたなら、避けられた可能性もある。 自分一人で介助をするなんて、考えない方が良い。
施設に入居されている人との面会も家族なのに会う事が難しくなっている。 いろんな事があったが、皆がそばにいてくれ、楽しい人生だった。 さよなら、ありがとうも言えない時代が来ているようだ。
我が家の婆は夜8時にベッドに入り、朝も8時ごろまで寝ている。 朝トイレに行かせ、口を注ぎ入れ歯を磨き、食卓に着く。 食卓についても、半分寝ている状態。 昼間は妻とビデオを見てるか、半分車椅子で寝ている。 朝8時にも目が覚めなく、10時近くまで寝ていた時があった。 生きている? 手を顔に近づけて確認し、大丈夫と笑う。
最後は寝たきりになるでしょう。 眠ったまま、旅立つ
