トゥルッリのある街、アルベロベッロ | YUTAKA&SAWAの世界一周旅行日記 “What a Wonderful World!"

トゥルッリのある街、アルベロベッロ

(近況:カンクンは相変わらず、天気が良くなくて曇りがちな毎日です…。
今夜は風があり、結構涼しいです。

海には行かずに、ダウンタウンの宿に籠って、ひたすらPCに向かい、
この先の大まかな予定をたてたりしてるところです。

そして、昨日やっとキューバ行きの航空券をゲットしました!今週末から行ってきます!

その前に、カンクンから80キロほど離れたリゾート地、プラヤ・デル・カルメンというところに行ってきます!
とにかく美しいカリブの海が見たくて、キューバに行く前にちょっとだけリゾート気分を味わってこようと思います!

それにしても、今日も日本食レストランでご飯を食べました(笑)。これで3日連続です!
あ~っ、なんでこんなに日本食って美味しいんでしょう?

ところで、日本ではバンクーバー五輪が盛り上がっているようですね!

しかしここメキシコでは、全くといっていいほど盛り上がってません。
TVでもCNNとかでたまに見かけるぐらい…。

おそらく冬季五輪にはメキシコの選手は出場してないんでしょう?…ってホント?)





2009年9月23日~25日の出来事


ドゥブロヴニクの港から、イタリアのバーリへフェリーで向かいました。

JADROLINIJAっていう会社のフェリーのチケットを、前々日に予約したのですが、
ここのチケット売り場の窓口のお姉さんが、とにかく態度が悪くて頭に来ました。
(記念にこのことを書いておきたかった…)

出航は22時で、翌朝の8時に到着予定のフェリーです。

このフェリーの入船時間まで、港の待合室で待っていると、
団体のイタリア人観光客とおぼしき方々が次々とバスを降りてきた。

するとバスの駐車場で、いきなり手をつないで円を作り、皆で踊りながら歌を歌いだしました。
よくみると皆さんけっこうなお年の方々。
でも延々と歌ったり踊ったりを繰り返していて、とっても元気です!21時を過ぎてるのに…。

あ~、これからイタリアで1か月以上も、こんな陽気で能天気な人たちと接するんだな~と思うと、
ちょっと楽しみになってきました。



フェリーの乗船時間はけっこう遅れて、結局乗船出来たのは22時ちょっと前でした。

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そして、23時前にようやく出航。

フェリーは思っていた以上に綺麗で、快適でした。

SAWAさんは、乗船するや否や、速効で就寝(笑)。

僕は、デッキに出てみたりしたんだけど、夜の海に吸い込まれそうになり、
ちょっと怖くなって早々に退散。仕方ないのでベッドに横になりました。(でも眠りは浅かった…)


目を覚ますと、窓の外にはもうバーリの港が見えていた。

朝8時になり、船を降ります。

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いちおう入国スタンプを押してもらい、あっけなくイタリアへ入国です。


バーリの港から、バーリ・セントラル駅までバスで向かい、
そこからSud-est線という私鉄の電車に乗ります。

1時間40分ほどで、ブーツの形をしたイタリアのかかとの部分にあたる、
プッリャ州のアルベロベッロに到着。

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駅から歩いて、アルベロベッロの旧市街を目指します。

そして15分ぐらい歩くと、見えてきました!

トゥルッリと呼ばれる、白壁に灰色の円錐形の屋根をもつキノコのような不思議な建物群。

この地方特有の建物です。

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そう、このトゥルッリの建っている街並みを見たくて、遙々この地にやってきたのです。

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このトゥルッリと呼ばれる家々はなぜ作られたのか?

15世紀末にこの地域を支配していたナポリの王が、ある伯爵を統治に送り込みます。
王様は家の数だけ税金を納めろとこの伯爵に命じる。

税金を国側に取られたくないこの伯爵は、国の役人が調査に来た時に、
いつでも解体出来て、家ではないと主張できるものを作るようこの地に住む人々に命じたんだそう。

そこで、ここに住む人々は知恵を絞り、ついにこのトゥルッリが完成したらしい。

1996年に「アルベロベッロのトゥルッリ」として、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

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建物は石灰岩で出来ていて、1つの屋根の中に1つの部屋があります。
その集合体をトゥルッリというんだそう。

そのいくつかはツーリストが泊まれるように改装しているものもあります。

僕達が宿泊したトゥルッリ。

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(写真左側の方の建物です)

玄関や廊下がないので、ドアをあけるといきなり部屋に入る構造になっています。

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天井も低く、けして広くはないけれど、シンプルでかわいらしいなかなか快適な建物でした。

街を散策すると、グリム童話とかに出てきそうな、なんとも可愛らしいトゥルッリが並んでいます。

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僕らの宿泊した宿のあるリオーネ・モンティ地区は、約1000のトゥルッリがあり、
お土産屋さんやレストランなんかに改装したトゥルッリが多い場所。

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屋根の道路側には白い模様が描かれているものがあり、これは宗教的な意味があるだとか、
呪術的な意味を持つとか、似たような形状の他の家との区別のためとも言われているが、
真相は定かでないらしい。

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サンタントニオ教会。トゥルッリのクーポラをあしらった美しい教会でした。

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そして、イタリアで楽しみだったこと!
それはなんといっても、美味しいイタリアンを食べること!!!

食いしん坊な我々夫婦は、ここに着いて早速、宿の人お勧めのイタリアンへと向かいました。

ここのモッツァレラチーズ。噛むとジューシーで弾力があって、
出来たて!って感じで、フレッシュで最高に美味でした!!

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そして、なんといってもパスタがアルデンテなのが嬉しかった!
他のヨーロッパ諸国では、不思議な事にアルデンテのパスタにはなかなか出会えなかったのです。

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(この後、南イタリアを周遊していくのですが、「イタリアは南のほうがゴハンが美味しい」
という噂は本当です!この後も沢山の感動的な料理と対面したのです!)



そして、アルベロベッロの街では素敵な出会いがありました。

増島豊治さんという画家さん。

僕らがアルベロベッロに着いたとき、カフェでお酒を飲まれていて、
親切に声をかけていただき、宿のオフィスの場所を教えて頂いた。

そのあと街を散策中に偶然、増島さんのお宅の前を通りかかったら、また声をかけていただき、
なんとその日の夜にご自宅に招待していただいたのです。

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増島さんはかれこれ40年ほど前から、イタリアと日本を行ききしつつ絵を描いていて、
ある時訪れたアルベロベッロに魅せられ、現在は1年の半分をここで過ごしているんだそう。

アーティストであるにも関わらず、気さくな方で、
とても還暦を超えていらっしゃるとは思えないような若々しい方でした。

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そして、増島さんにごちそうしていただいたワイン!

これが、なんと僕が今までの人生の中で飲んできた中で、1番美味しいと感じたワインでした!!

なんでも、仲の良いワインを作っている農家の方にお願いして、
自分好みにブドウをブレンドしてもらい、特別に作ってもらっているんだそう。
しかも2ℓぐらいで、2ユーロぐらいらしい。激安!

凄くフルーティで、でも変な甘さなどなく、実に芳醇な香りのあるワインでした。
ワインの事は良く分かりませんが、
高級レストランとかで、どんなに高いお金を出しても味わえないような、
イタリアの大地と太陽が育んだ、繊細でありながら力強い味わいの素晴らしいものでした。

普段飲めないSAWAさんも、この時ばかりは、何杯もおかわりして飲んでました。

けれど結局その日は、ほとんど僕1人で、1.5ℓぐらい飲んでしまいました…。



増島さんからは、いろいろと興味深いお話を聞けました。

アルベロベッロは、もともとはイタリアでも貧しい人々が主に住む場所だったらしい。

でも、アルベロベッロの人々は本当にみんな気さくで良い人ばかりで、
治安が良く、盗難など1度も経験したことが無いっておっしゃってました。

アルベロベッロの人々は、みんな増島さんを慕い、いつも増島さんの家に誰かしらやってきていて、
酒盛りをしたり、たわいのない話をしていくんだそう。

「先生、この絵のこの部分はもうちょっとこうした方がいいとか。俺にアドヴァイスするんだよ」
って笑っていました。

増島さんの話を聞いていると、あぁ、この方は本当に心からこの小さな街と、
ここに暮らす人々の事を愛していらっしゃるんだなぁって思いました。

そして、増島さんご自身も20代のころから、世界のあちこちを放浪された経験があり、
僕達のこの旅を心から激励してくれて、「素晴らしい!」と何度もおっしゃってくださり、
なんだかとても心強い気持ちになったのでした。

そんなこんなで、結局4時間近くも、お宅にお邪魔してしまいました…。


その夜は雨だったけど、帰り道に見たトゥルッリの夜景も綺麗だったな…。

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アルベロベッロには、たった1日の滞在の予定にしていたので、次の日には移動しなければならなかった。

発つ前にまた増島さんのお宅にお邪魔したら、「昨日の続きをやろう!」と
朝からまたワインを勧めてくれました(笑)。

僕らが次の目的地に行くのに、最良の行き方をいろいろな人に聞いていただいたり、
お土産にワインをくださったり、最後は駅まで車で送って頂いたりと、
最後の最後まで大変お世話になりました。



アルベロベッロ、天気はイマイチでしたが、予想以上にとても良い所でした。

もっとゆっくりすれば良かったな~と若干後悔もしています。
でも、いつかまたここにも訪れるような気がしてならないのです。

その時はまた、増島さんに御馳走していただいたあのワインが飲みたいな~!

YUTAKA

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