スライドジャパン結成・Special Interviewシリーズ!
メンバーひとりひとりにスポットライトを当て、それぞれの話を聞いていきます。
第2回目は鳥塚 心輔(とりづか しんすけ)さんです。

鳥塚心輔プロフィール(スライドジャパンHP内)
→http://slidejapan.com/members.html#ShinsukeTorizuka
**********
玉木 優
最初に鳥塚さんの現在の主な活動について教えてください
鳥塚 心輔
東京交響楽団でのオーケストラ活動をメインに、映画やドラマ、アーティストの伴奏などのレコーディングをよくやっています。
玉木 優
オーケストラの職場の雰囲気はどんな感じですか?
鳥塚 心輔
若い奏者も増えてきて、明るく良い雰囲気でやってます。おそらく日本で一二を争うほど忙しいオケですが、日々皆楽しみながらやっています。演奏がうまくいった時に足をすりすりする*のが、多分日本一多いと思う(笑)それだけ周りに聴かれてるってことなので気持ち引き締まるんだけどね(汗)
(注*:オーケストラには演奏中、奏者がソロや難しいパッセージなどを成功させた時に、周りの奏者が音を立てずに床に足を擦って賞する習慣があります。世界共通の文化ですね。)
玉木 優
スライドジャパン結成にあたっての抱負はありますか?
鳥塚 心輔
今回のデビューコンサートシリーズでは、特にサウンド作りと、そのサウンドを楽しむ事に重きを置いていこうと思います。大きくてもうるさくない、小さくても痩せない、聴いてて心地好いサウンドを目指したいです。この素晴らしいメンバーで作る、良いサウンドをもってすれば、きっとどんな曲でも楽しめるはずだと思っています。
それから、今後は本番を重ねていきたいです。集まれるメンバーで小編成の演奏会があっても面白いかなと思います。
玉木 優
そうですね。僕も賛成です。スライドジャパンは個性の集まりだと思うので、会社みたいな組織の縛りに捉われずに、それぞれの個性的な活動の延長で多様に繋がっていけるといいなと思います。
鳥塚 心輔
そうだね。メンバーは皆忙しいけれど、なんとか予定を合わせて、演奏会や講習会、合宿などなど、コンスタントな活動を続けたいね。メンバー総出のマスタークラス大会とか面白いかな。一つの施設を丸々借りて。何かフェスティバルのような。
玉木 優
いいですね!僕はそれぞれの拠点や所属が違うところに、ミソがあるように思います。その点でもメンバー総出のマスタークラス大会はすごく興味があります!
鳥塚 心輔
これだけ多様なメンバーがいたら何でも出来るね!あとは、このメンバーの為の新曲を委嘱してみたいです。
それから、スライドジャパンでは色んなジャンルの音楽をやりますが、演奏スタイルがインチキにならないように注意したいです。
玉木 優
「スタイルがインチキ」というと、具体的にはどんな問題が挙げられますか?
鳥塚 心輔
吹奏楽などにも見られるけど、スイングって書いてあると盆踊りになっちゃうとか、クラシックでも強拍と弱拍の扱いを注意するとかかな。ワルツとか上品に演奏できたら良いよね。あとは、ワルキューレとかブルックナーとかの符点の取り方とか。
僕もまだまだ勉強中で、何が正しいかは本当のところはよくわからないけど、少なくとも本場で学んだ人の言葉は大事にしていこうと思ってます。僕の場合は神谷先生とか稲川先生の言葉。海外経験組も頼りにしてます。
玉木 優
なるほど。そうですね。日本では演歌や民謡の影響というか、クラシックではない歌い回しやビブラートを割と聞きますね。言語も影響するのかもしれません。国や地域によって演奏方法がかなり違うなあと感じます。
鳥塚 心輔
スタイルって面白いよね。クラシックでも10年前と解釈が違ったりするし。
歌ものは歌詞でリズムや歌い方が変わるし、そういうところも追求していったら楽しいね!
玉木 優
そうですね、個人的に感じるのは、特にアーティキュレーションなど、現在のヨーロッパではもうあまり演奏されない方法が、日本ではまだ割と生きていたりして、とても面白いなと思います。スライドジャパンでは、スタイルの問題も含めて、議論を重ねそれが幅広い演奏や新しいアイデアに繋がっていくと良いですね。
鳥塚 心輔
皆がそれぞれの場所で学んだり経験したりしたことを出し合っていけたらいいね。日本では誰々門下とか、同じ学校の先輩後輩とかの団体が多いから、こういうメンバーが集まるのは珍しいと思うし、とても楽しみだ!
玉木 優
そうですね。
次の質問、鳥塚さん個人が目指しているゴールや、活動で重視していることはありますか?
鳥塚 心輔
難しいねぇ。。自分が生きてくのに精一杯だから…
自分に与えられた事を、常に真摯に取り組んでいき、ちゃんと要求に答え続けていくこと、かな。結果は後からついてくるものだと思っています。自分を高め続けていきたいです。
玉木 優
後になってしまいましたが、息子さんのご生誕おめでとうございます! 何か心境の変化などありますか?
鳥塚 心輔
ありがとう!まだよくわからないけど、生まれたって聞いた瞬間、世界が輝いて見えたよ。この子の為にも頑張って働かなきゃなと思います。
玉木 優
最後にお客様にメッセージはありますか?
鳥塚 心輔
トロンボーンアンサンブルの心地好いサウンドを、是非お楽しみください!
**********
幅広い活動をされている鳥塚さんとお話しして、スタイルの難しさや面白さを感じました。スライドジャパンでは、いろいろなタイプの曲に取り組みます。今はまだグループとしてのサウンドを模索している段階かもしれませんが、集中練習を経たデビュー公演では、きっとこれまでにあまり聞いたことがないようなものをご披露できるかと思います。
【次回予告】
第3回目はNHK交響楽団所属の黒金寛行さん。
5月21日木曜公開です。
**********
スライドジャパンウェブサイト
→http://slidejapan.com
「デビューコンサートシリーズ Take Off」チケットお申込
→関西公演・7月19日・西宮
→東京公演・7月20日・上野
→福島公演・7月21日・いわき
メンバーひとりひとりにスポットライトを当て、それぞれの話を聞いていきます。
第2回目は鳥塚 心輔(とりづか しんすけ)さんです。

鳥塚心輔プロフィール(スライドジャパンHP内)
→http://slidejapan.com/members.html#ShinsukeTorizuka
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玉木 優
最初に鳥塚さんの現在の主な活動について教えてください
鳥塚 心輔
東京交響楽団でのオーケストラ活動をメインに、映画やドラマ、アーティストの伴奏などのレコーディングをよくやっています。
玉木 優
オーケストラの職場の雰囲気はどんな感じですか?
鳥塚 心輔
若い奏者も増えてきて、明るく良い雰囲気でやってます。おそらく日本で一二を争うほど忙しいオケですが、日々皆楽しみながらやっています。演奏がうまくいった時に足をすりすりする*のが、多分日本一多いと思う(笑)それだけ周りに聴かれてるってことなので気持ち引き締まるんだけどね(汗)
(注*:オーケストラには演奏中、奏者がソロや難しいパッセージなどを成功させた時に、周りの奏者が音を立てずに床に足を擦って賞する習慣があります。世界共通の文化ですね。)
玉木 優
スライドジャパン結成にあたっての抱負はありますか?
鳥塚 心輔
今回のデビューコンサートシリーズでは、特にサウンド作りと、そのサウンドを楽しむ事に重きを置いていこうと思います。大きくてもうるさくない、小さくても痩せない、聴いてて心地好いサウンドを目指したいです。この素晴らしいメンバーで作る、良いサウンドをもってすれば、きっとどんな曲でも楽しめるはずだと思っています。
それから、今後は本番を重ねていきたいです。集まれるメンバーで小編成の演奏会があっても面白いかなと思います。
玉木 優
そうですね。僕も賛成です。スライドジャパンは個性の集まりだと思うので、会社みたいな組織の縛りに捉われずに、それぞれの個性的な活動の延長で多様に繋がっていけるといいなと思います。
鳥塚 心輔
そうだね。メンバーは皆忙しいけれど、なんとか予定を合わせて、演奏会や講習会、合宿などなど、コンスタントな活動を続けたいね。メンバー総出のマスタークラス大会とか面白いかな。一つの施設を丸々借りて。何かフェスティバルのような。
玉木 優
いいですね!僕はそれぞれの拠点や所属が違うところに、ミソがあるように思います。その点でもメンバー総出のマスタークラス大会はすごく興味があります!
鳥塚 心輔
これだけ多様なメンバーがいたら何でも出来るね!あとは、このメンバーの為の新曲を委嘱してみたいです。
それから、スライドジャパンでは色んなジャンルの音楽をやりますが、演奏スタイルがインチキにならないように注意したいです。
玉木 優
「スタイルがインチキ」というと、具体的にはどんな問題が挙げられますか?
鳥塚 心輔
吹奏楽などにも見られるけど、スイングって書いてあると盆踊りになっちゃうとか、クラシックでも強拍と弱拍の扱いを注意するとかかな。ワルツとか上品に演奏できたら良いよね。あとは、ワルキューレとかブルックナーとかの符点の取り方とか。
僕もまだまだ勉強中で、何が正しいかは本当のところはよくわからないけど、少なくとも本場で学んだ人の言葉は大事にしていこうと思ってます。僕の場合は神谷先生とか稲川先生の言葉。海外経験組も頼りにしてます。
玉木 優
なるほど。そうですね。日本では演歌や民謡の影響というか、クラシックではない歌い回しやビブラートを割と聞きますね。言語も影響するのかもしれません。国や地域によって演奏方法がかなり違うなあと感じます。
鳥塚 心輔
スタイルって面白いよね。クラシックでも10年前と解釈が違ったりするし。
歌ものは歌詞でリズムや歌い方が変わるし、そういうところも追求していったら楽しいね!
玉木 優
そうですね、個人的に感じるのは、特にアーティキュレーションなど、現在のヨーロッパではもうあまり演奏されない方法が、日本ではまだ割と生きていたりして、とても面白いなと思います。スライドジャパンでは、スタイルの問題も含めて、議論を重ねそれが幅広い演奏や新しいアイデアに繋がっていくと良いですね。
鳥塚 心輔
皆がそれぞれの場所で学んだり経験したりしたことを出し合っていけたらいいね。日本では誰々門下とか、同じ学校の先輩後輩とかの団体が多いから、こういうメンバーが集まるのは珍しいと思うし、とても楽しみだ!
玉木 優
そうですね。
次の質問、鳥塚さん個人が目指しているゴールや、活動で重視していることはありますか?
鳥塚 心輔
難しいねぇ。。自分が生きてくのに精一杯だから…
自分に与えられた事を、常に真摯に取り組んでいき、ちゃんと要求に答え続けていくこと、かな。結果は後からついてくるものだと思っています。自分を高め続けていきたいです。
玉木 優
後になってしまいましたが、息子さんのご生誕おめでとうございます! 何か心境の変化などありますか?
鳥塚 心輔
ありがとう!まだよくわからないけど、生まれたって聞いた瞬間、世界が輝いて見えたよ。この子の為にも頑張って働かなきゃなと思います。
玉木 優
最後にお客様にメッセージはありますか?
鳥塚 心輔
トロンボーンアンサンブルの心地好いサウンドを、是非お楽しみください!
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幅広い活動をされている鳥塚さんとお話しして、スタイルの難しさや面白さを感じました。スライドジャパンでは、いろいろなタイプの曲に取り組みます。今はまだグループとしてのサウンドを模索している段階かもしれませんが、集中練習を経たデビュー公演では、きっとこれまでにあまり聞いたことがないようなものをご披露できるかと思います。
【次回予告】
第3回目はNHK交響楽団所属の黒金寛行さん。
5月21日木曜公開です。
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→関西公演・7月19日・西宮
→東京公演・7月20日・上野
→福島公演・7月21日・いわき